ハック技不要。サードパーティーのネイティブのソフトをiPhoneにインストールしたいんだけど全く自信がない方のために、ものすごく簡単にインストールできる「iPhone Installer.app」のアップデート版が出ましたよ。
早速Mac OS Xで試してみましたけど、Wi-FiやEDGE接続でもらくらくインストールできました!
設定チュートリアル(長文)は、以下でどうぞ。
まずは以下リンクでアプリをダウンロード。終わったら、iPhoneをMac(PowerPCもIntelも使えましたよ)に繋ぎ、Mac OS Xのターミナルからスクリプトを動かしますよ? やり方はカンタン。:
準備• インストール専用ファイルをデスクトップにダウンロードします。
• 専用ケーブルでiPhoneをパソコンに繋いで・・・
• iTunesを閉じる前にiTunes内のiPhone自動シンクロをオフに。
手順• アプリケーション用フォルダー内にあるユーティリティに行って、Terminalを探します。
• Terminalをダブルクリック。
• Terminal内でアプリのインストール専用スクリプトの入ってるフォルダへ。コマンドラインにcdと入力して、スペースキーを押し、iPhoneInstallerフォルダをTerminal Windowにドラッグすると早いようです。こうすると自動的にパスがTerminalにコピーされます。前書いた通りiPhoneInstallerフォルダをデスクトップに保存した方なら以下のようなものが見えるはず。:
cd /Users/your_user_name/Desktop/iPhoneInstaller/
リターンキーを押してフォルダに変えます。
• ここで以下のように入力し、「get_installer.sh」という名前のスクリプトを動かします。:
./get_installer.sh
• スクリプトが作動し、ファームウェアのバージョン情報を聞いてきますので、iPhoneアップデートした方は1.0.1、してない方は1.0というオプションを入力します。
• スクリプトが自動的にアップルのサーバーから必要な修復ファイルをダウンロードします。
• それが完了すると、(四角がついた)homeボタンを押してホールドしてから、(トップにある)powerボタンも押し同時にホールドします(homeが先、powerが後ね)。
• “Connect to iTunes”というメッセージがiPhoneに表示されたらボタンを放します。あとのマジックは見てのお楽しみ!
iPhoneが再起動すると新しいアイコンがホームスクリーンに出てますよ?:
ここでiPhoneの接続は終了していいそうです。接続終了前にiTunesの自動シンクはオンにしましょう。これでInstallerからアプリはインストールできます。簡単でしょ? Installerアプリを開いて好きなソフトを選ぶだけ。新しいアプリはインストール前に必ずInstaller本体のアップデートをおすすめします。これは「Update」タブ押すとできますよ?
いよいよアプリをインストールInstallerを起動すると、アプリはNullriverのアプリ(BSD Subsystem、MobileTerminalなど)が少々並んでるだけ。これじゃつまんないのでサードパーティーのソフトも入れましょう。以下手順でアクセスします。:
• InstallerをiPhoneで起動し、ネットで入手可能なパッケージを登録します。
• Installタブ内のCommunity Resourcesパッケージをクリックします。
• 詳細が見えたらInstallボタンをクリック。
• インストールするとiPhoneで現在使えるサードパーティーの全アプリが見えます。
• どれでも好きなアプリを選んでInstallボタンをクリックします。Enjoy!
素晴らしいソフト考えてくれたNullriverのみなさんに感謝、ですね。
UPDATE: Diggで誰かが指摘してくれたように、Installerアップデート後、アプリのインストール開始前にもうひとつだけ「Launcher」アプリのインストールが必要なんでした。 iPhoneのスプリングボード(ホームスクリーン)はスクロールができないんですね。なのでアプリをたくさんインストールするとスクリーンからはみ出た分がアクセスできなくなっちゃう。でもこのLauncherさえあればアップル以外の会社が作ったアプリも全部スクロールしてアクセスできる、というわけですな。
これからはアップルの公認・非公認に関わりなくiPhoneのアプリ、たくさん出てきそうですねー。
-JESUS DIAZ (原文/翻訳:satomi)
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