ご近所さんが、こんなの持ってたら…。
2005年に初めて紹介されたUGV(無人陸上車両)「Rip Saw」ですが、なんと20万ドルというお値段で、市場に出るようです。
「Rip Saw」は特注のUGVで、時速80マイルで走ることができ、どんな地形でも荒れた地でも関係なく突き進むことができる悪路走破性能搭載の小型戦車なのです。それが、なんとあなたのものになるかもしれません!
それでは、発注をかけるまえに、まずは「Rip Saw」の走行っぷりを、以下のビデオでチェックしてみてください。

そもそも、この民間所有の「Rip Saw」は2005年にHowe兄弟によってDARPA(国防総省国防高等研究事業局)の抱える大きな課題解決のためにつくられたそうです。たとえ、「Rip Saw」が想定どおりの勝利をおさめていなかったとしても、このビデオは「Rip Saw」を何台もつくるために十分な資金を調達できるぐらいの効果をアピールできたようです。確実に何人かは食いついているはずです。
なんてったって、普段あまりこういった軍系のものには興奮しない私がやられちゃったぐらいですから。この迫力! 破壊力! こんなに、いとも簡単に木造の小屋を破壊してしまうなんて、興奮しないわけにいきません。まぁ、ビデオを見れば分りますよ。この気持ち。
[Howe and Howe via Red Ferret via Geekologie]
ADRIAN COVERT(原文/junjun)
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