バーチャルが現実を侵食しつつあります。
これは、ベルリンをベースに活動するメディア/ゲームアーティストAram Barthollの「チャット」コンセプトです。
参加者は背中にマンガの噴出しのようなモニターを背負います。手元のワイヤレスキーボードを叩くと、作った文章が自分の頭上の吹き出しに表示されるという仕組み。
現時点ではただ単に「アイディアを形にした」だけなので、噴出しはゴツいし重そうだし、常に技術者がつきそっていなくちゃいけなそうだし大変なのですが、これ、もっとコンパクトにしたら、結構面白いかもしれないですね。例えば表示用モニターは帽子やTシャツに内蔵するとか、タイプは携帯電話でやるとか。以下に実際に街中でこれを使って「チャット」をしている様子を撮影した動画を置いておきますね。
[Project Page via Make]
SEAN FALLON(MAKI/いちる)
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