個人的には小っちゃくて可愛いほうが好きかもしれません。
数千個のレゴで巨大なミレニアムファルコンを作る代わりに、Tim Goddardさんが作ったもの…それは200ものスターウォーズのミニセットです。スターデストロイヤーからTIEインターセプターにスノースピーダーまで、スターウォーズファンなら大喜びのアイテムばかり。
で、その後彼が思いついたのは、この小さいアイテムを使って、映画の名シーンのジオラマを作ること! ホスの戦い、デススターの中のミレニアムファルコン、デススターII内のトンネル内のシーンなどなど。秀逸の出来です。彼に突撃インタビューをしてきたので、写真ギャラリーと共にご覧ください。
Giz : どのくらい作品を作ったのですか? きっとものすごい数ですよね? 1艦隊分くらい?Tim Goddard : 小さい乗り物は200以上、サイズは、一番多いのは1cm:2m縮尺のものですね。スターファイターや帝国のウォーカーが多いですが、去年はスターウォーズ30周年を祝って、プラスチックドーム入りのジオラマを6個作りました。
1cm:6mの縮尺の主力艦シリーズもたくさん作ってます。レゴのオフィシャルのコレクターズセットで帝国のスターデストロイヤーのものがあって、それに対抗させる感じで作りました。
Giz : レゴは昔スターウォーズのミニセットを作ってましたよね。ちょうどTimさんが作っているような。レゴにまたこうしたシリーズを発表して欲しいですか?TG : ほんと、そうしてくれたらすばらしいね。残念なことにレゴは今そういうシリーズを出すのをやめてしまっているから。今年の夏にまた出るっていう噂もあるけど。もし出たらかなり大きいマーケットになるとおもうけどね。机の上でダースベイダーのTIEとXウィングの戦いを再現できるんだから! ジオラマで再現したくなるような名シーンは山のようにあるからね。Giz : Timさんの作品はものすごくシンプルに作られてますけど、最初に設計をよく考えてから作りますか?それともまず作っちゃう?TG : どんどん作っちゃいますね。ほとんどの場合、参考にする絵は大量に用意します。これは必須です。あとは建築家が使うような定規を使ってます。いま作ってるものの縮尺を確認するんです。やっぱり本物っぽくみせるには、プロポーションを正確に再現するのがポイントですね。(まあレゴだという制限はありますけど)小さいスケールで正確に作ろうとするとほんと大変です。ほっとくといつまでもブロックをつけたりとったりしてますね。Giz : ああ、なんか判るなあ。レゴ歴はどのくらい?TG : ぼくの人生のかなりの割合を占めてますよ。子供の時からスペースレゴがお気に入りでしたから。それにスターウォーズレゴが出た時はうれしかったな! 自分でオリジナルのカスタムスターウォーズものを作り始めたのは5年前くらいからですね。でもいまだに作ってて楽しいです。[Flickr via Brothers Brick]
JESUS DIAZ(MAKI/いちる)
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