ウィンクで恋のスイッチを入れたいと、淡い期待を持ったことがあるすべての人のために。
ロボナブルで紹介された阪大・谷口和弘特任研究員が、瞬きで生じるこめかみの動きに着目し、その動きを感知して機器のON・OFFを操作できる装置を開発したそうです。自然におこる瞬きのときには感知せず、意識的に強く目を閉じたときにだけ反応するので、誤作動の心配もないのだとか。道行く人が独りで声を上げていても「あ、携帯か」と驚かなくなったように、独りウィンクをしている姿を目にしても、驚かなくなる日は近いのではないでしょうか。
もしかしたら、この機械がなけりゃウインクでは恋のスイッチも入れられない、ということを暗に示しているのかもしれません。
[ロボナブル]
(常山剛)
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UPDATE:一部誤解を招く表現があったため、原稿に修正を加えました。