月の土壌で、草花を育てるシミュレーション

    月の土壌で、草花を育てるシミュレーション

    一生一度はしたい月面旅行。でも、住むとなったら…ちょっと考えますよね?

    だって、想像してみてください。JAXAの「かぐや」の映像が示すように、そこは四方八方瓦礫の山。花はおろか、枯れ草のかけらすら存在していないんですから…。酸素ボンベで息は出来ても、長く滞在すればきっと、精神的に窒息死してしまいますよ。

    でも、そんな状況に光明がさしてきました。というのもある科学者たちが、斜長岩(anorthosite)という地球で採取された月の石とまったく同じ種類の瓦礫の中でマリーゴールドを育てるのに成功したのです。

    基本的には、植物の生育に向かない環境で、すくすくと育っていくマリーゴールド。それを目の当たりにしているうちに、さまざまなバクテリアを加えることによって植物が岩からも養分を吸収できることに気付いたのです。しかも、運が良いことに、それらのバクテリアは、月面という厳しい環境の中でも生き抜くことができるほど、タフなヤツでした。

    とはいえ明らかに、植物たちには大気で囲まれた環境が必要です。だから、まず藻の育成から計画されているとのこと。

    でも、科学者たちは、その内さまざまな他の植物(キャベツとか)を月の土壌で育成できるということに確信をもっています。彼らは2015年前後の月面探索に参加するとかしないとか、そんな感じになっているみたいですよ。

    [telegraph via digg]

    Mark Wilson(原文/訳:オサダシン)

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