本物より安くて(一部)性能が良い自作MRI

    本物より安くて(一部)性能が良い自作MRI

    やっぱり、すごいものはガレージで生まれるんですね。

    健康保険に入っていますか? もし、はいっていなかったら、病院で診療してもらうのって、どんだけお金がかかるか身にしみているはず。特にMRIとか豪華な検診は…。でも心配することはありません。もしMRIが必要なら、この「間に合わせの自作MRI」を使えばいいんです。チューブ型ダンボール電線コイルとホームセンターで手に入る材料で作れるんです。これ、本当にいい仕事するんですから。

    ハーバードの研究者がいくつかのこの「間に合わせMRI」をくみたててみたところ、10万ドル以下でつくることができました。しかも、肺のイメージのしあがりは、従来のMRIよりも良い結果となったそうです。なぜ、従来のMRIより優秀なのか? というと、従来のMRIは体内の液体をイメージ化することに優れているけれど、肺は空気でいっぱいになっているから、なかなかスキャンでうつしだされないのです。でもこの自作MRIは、他のイメージ技術では目に見えない肺のいろいろな角度からのイメージを、弱い磁界を使って映し出すことができるんです。

    もともとは何人かのクレージーな(?)天才がガレージで組み立てたものとはいえ、ある専門分野に特化した素晴らしいMRIなのです。

    まぁ、ふらーっと近所の科学者のガレージによってMRIをとってもらうってことはできないけれど、安くて性能の良いMRIが医療界にあらわれるっていう希望がわいてきますよね?

    Technology Review

    Adam Frucci (原文/junjun)

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