WILLCOM FORUM&EXPO 2008レポート最終回は、今回の本命「WILLCOM D4」と「WILLCOM 03」の評価機レポートですよ。
会場中央に設置された、WILLCOM D4とWILLCOM 03の体験ブースには、ご覧のとおり黒山の人だかり。ギズモードも列に参加して、撮ってきました動画レビュー。会場で体験した人も、いけなかった人も、以下からご覧ください。
GIZMODOを閲覧したようす。こちらのエントリーに掲載の動画もスムーズに再生。回線の速度は204Kbps。W-SIMを使用しています。
ブラウジングその2。WILLCOMのサイトへアクセス→googleでGIZMODOを検索→GIZMODOを表示。親指の移動距離が長いので、横にしてキーボードを出した状態でブラウジングすると、親指は大忙しです。手の小さい人には、ちょっと大変かも。
電話ソフトを起動して、ダイヤルしてみました。着信・発信履歴は別画面にて確認可能。17秒ごろに表示したのはライトメールの記入画面。
WILLCOM担当者さんおすすめの、WILLCOM D4のUI。海をイメージした画面で、アイコンを選択するとザブンともぐります。UIの開発元はYAPPA。03のUIもYAPPAとのこと。
D4を使った感触は「サクサク」。YouTubeもかなーりスムーズに見られました。スクロールやタッチセンサーの感度もかなーり良かったですけど、「これくらいじゃまだまだです。なので発売を延期しました」とのコメントがWILLCOMの人から出てましたので、発売時にはかなり期待できる性能になるかと思われます。
続いてWILLCOM 03。
縦に使って、GIZMODOを閲覧。ブラウザはOPERA。スタイラスで画面をダブルクリックすると拡大表示されます。
テンキーを使ってダイヤル入力。ダイヤルに親指がタッチすると、わずかにブルっと振動して押していることが感覚的にわかるようになっています。本体下部にテンキーが表示されているときは、その上の画面に十字キーが出現。
カメラで動画を撮影してみました。
使用感としては、03はD4よりも前段階の評価機だったので、文字をうまく選択できなかったり、タッチセンサー部分の感度がこなれてない感じでした。このあたりは、まだ最終調整前なので改善される予定とのこと。
Advanced/W-ZERO3[es]と同じサイズの液晶は、筐体が小さくなったので相対的に大きく感じました。これなら電話として持てる!と感じさせるサイズですね。
というわけで、今年も楽しませてもらったWILLCOM FORUM&EXPO 2008。来年は2009年にサービス開始が予定されている次世代PHSの製品発表の場となることを期待です!
(常山剛)
【関連記事】
・WILLCOMのコンセプトモデルを見てきたよ 2008(前編)