マニラ封筒のアップルが、またやってくれましたね。
正面向きカメラが見送りとなってくず折れてるみなさんのために、iPhone 3Gでも快適にビデオ会議が楽しめるアクセサリを出すようです。7月11日発売。お値段たったの29ドル。
価格切り下げで同梱は見送りになったんでしょう。
プレスリリースと使い方(図解)は以下でどうぞ。

WWDCサンフランシスコ発2008年6月11日—アップル®は世界最高の電話iPhone 3Gのために世界初のビデオ会議キット「Apple Videoconferencing Kit®」を本日公開した。他に類を見ないシリコンがベースのミラー素材で、ハンドルとベースは自然な風合いの竹細工。この「Apple Videoconferencing Kit」は最も薄いポイントで前例のない厚さ0.5インチを実現。厳格な人間インターフェイスの実証テストと解剖学をもとに開発されたユニークな形状かつ軽量なので、簡単にiPhone 3Gの前にかざして、世界中のユーザーとフェイス・トゥー・フェイスの動画コミュニケーションが楽しめる。
我々は世界最高の電話を作った。-またしても。しかし、それだけでは何かが…足りない、そんな気がした。そこで早速フィルを呼びつけて、『おい、フィル! おい! フロントカメラの野郎はどこなんだ? こんなウンコでiChat AVが本当にやれるのか?』と聞いたら、フィルも『無理ですね』とすんなり認める。ところがそう言いつつ次の瞬間…次の瞬間、自分の手鏡を取り出して『これはどうでしょ?』と言ったんだ。
豆腐愛好家として名高いアップル社CEOスティーブ・ジョブズはこう語る。一方、この技術開発の背後にある苦労を、同社国際製品マーケティング部門シニアVPのナイスガイ、フィル・シラー(Phil Schiller)氏はこう説明している。
スティーブはそれでもオーケーだったんだ。でもピンクのプラスティックのきらきらビーズがどうしても気に入らない。そこでジョンを呼んで進化したデザインの考案を依頼したのだ。
ジョナサン・アイブ率いるチームには、「Apple Videoconferencing Kit」実現という課題が残された。
完全と実感できるデザインが欲しかった。ユーザーのための完全にホリスティックなエクスペリエンスとして。内面から話しかけてくるような、それでいてピュアなデザインだ。まさにその通りのものに仕上がった。
この「Apple Videoconferencing Kit」は超光沢の面で極めてクリアなイメージを映し出す。このクラスでは最高の製品だ。しかもシールからクレヨンまで、あらゆる画材で簡単にカスタマイズできる。
アップル社は1970年代、Apple IIでパソコン革命に火をつけ、1980年代にはMacintoshでパソコンの勢力図を塗り替えた。その過程で夥しい分量のLSDと豆腐、グラスが消費された。そして今日、アップルは…(中略)…iPod、 iTunes、iPhone…(後略)。
7月11日 $29にて発売。
(※ これは全文創作です。念のため)jesusdiaz(原文/訳:satomi)
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