ドックはどこ? 電源アダプタは海外じゃ使えなくなっちゃうの?
iPhone 3G発売まで1カ月もあるのに、ついつい「なんか載ってないかなー」とアップルのサイトをぶらついてしまうボクたち。さっきちょっと目についたのが同梱アクセですね。
アップルのiPhone 3Gのページ下から、同梱物のところだけざっと拾ってみましょう。

同梱物* iPhone 3G本体
* マイク付きステレオヘッドフォン
* DockコネクタUSBケーブル
* USB電源アダプタ
* マニュアル
* クリーニング/ポリッシングクロス
* SIMカードツール (該当ページの日本語版)
もちろん最初に目につく違いはSIMイジェクターツール。 それとドックが消えて、別売になっちゃいました。29ドルぐらいから、アラカルテのiPhoneドックだと今50ドルもします。あと、もっと面白いのは「iPhone 3G Universal Dock Adapter 3-Pack」というクリックできないリンク。この「3点パック」って一体???

電源アダプタも全く新しくなりました。でも、コンパクトになったのはいいいんですが、見かけは前の方がクールという気がするし、海外旅行のとき旅先のいろんなタイプの差込口に合う国際規格じゃなくなってしまったので、海外出張の多い人はこれも周辺機器投資になっちゃいます…。

削った理由、ですか? やはりあれだけプライス下げたら他で取り返さなきゃ、ということでしょうね。事実、アップルが製品値下げで同梱アクセサリを削ってしまうのは、今回が初めてではないんです。
覚えてます? 第4世代iPod発表のときのこと。 前の3Gには同梱アクセがたっぷり入ってました。ドック、ワイヤードリモート、4ピンのFirewireアダプター、ハードケース。それがもっと安い4G iPodが出た途端、全部箱から消えたんです。あれと同じことがiPhone 3Gにも…?
製品の値段を下げつつ、アップルがいかに誰も気づかないところで製品コスト切り下げを行ってるか、その辺が面白いですね。
Christopher Mascari(原文/訳:satomi)
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