ファームウェア2.0がリリースになって、App Storeがアプリ販売開始したら、
iPhoneは任天堂DSとWiiがひとつになった最高のものになる…と思ってる人も多いはず。
僕も「タッチ&タップ&ティルト(傾ける)でゲームできるんならボタンなんか誰が要る~」と思ってましたけど、WWDCで実際手にとって「Monkey Ball」やってみたら、思いもよらない問題が…。これ、傾き制御のiPhoneアプリ全共通かもしれないんですけど、傾けると見にくくなるんですよ。見えにくいどころじゃない時もあって、これはちょいと心配です。
真ん中から外れると、大体のLCDは視界悪くなりますよね。 iPhoneはどっちかに20~30度傾けただけで、目にみえて暗くなるし、見える画面の面積も下がるんです。
信じられない人は、シミュレーション動画さっき作ったのでチェックしてみてください。
視界もそうだし、あと気分もムカムカするんですよね…。FPSゲームなんかのゲームでは速い動きに慣れてるはずなんですけど画面上で見るスピーディーな動きと、スピーディーに動かすのでは全然違います。
斜めから見ても明るく見えるよう、明度を上げるプログラムを設定もできると思いますけど、それでも形状が形状なので面積は限られてしまうし、動きも変なままのような…。
コントローラの感度はもっと微妙な動きに合わせられると思うけど、自分の経験上、微妙な加速度センサーは普通のものほどしっかりとは制御できない。それにみんな胴体と頭をユラユラするんで、まるでゲーマーが笑いものにするゲーム慣れてない実家の親みたいなんです。だから買わないってほどではないけど、みんなやりだしたらすぐ気づくと思うなあ。もう間違いなく。
Brian Lam (原文/訳:satomi)
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