価格 : 350ドル(米国では7月25日発売)判定 : なかなか強い製品。音質はかなりグッドで、バス再生もヘビー過ぎなず、中・高ともサウンドは結構いいです。 「Sennheisers」に比べるとオールラウンドのヘッドセットとしてはベストではないですけど、それでも秀逸かと。
Beatsにはヘッドフォン専用ケーブル2本が同梱になってます。うち1本はマイクロフォンとトグルの切り替えスイッチ搭載なので、これで電話の発着信ができるんですね。切り替えは驚くほどうまくできました。
反面、問題はサイズ…。がんばんないと頭に嵌んないんですよね。僕の頭が大き過ぎるせいか、耳がピョンと横に突き出過ぎてるせいか…。ぎりぎりいっぱい伸ばしてやっと両耳に届くんです。僕より頭デカい人、買う前にゼッタイ試着した方がいいですよ!? 滅多にいないと思うけど!
耳のカップは装着感最高というほどでもないですけど、ちゃんと装着できます。去年、VMAに出たDr.ドレー、見ました? 体はガッシリ頑丈な割には頭がちーーーーっちゃいのね。だからこんなちっちゃいんですよー、うんうん。
一番興味そそられた機能は、ノイズ・キャンセレーションですね。これは単四(AAA)電池1組ずっと入れとかないと使えませんけど、それで得られる防音効果たるや、すごいものがありますよ? 僕もこの2週間ずっと家の外で工事のジャックハンマーの音、鳴り響いてるんですけど、あれもピシャリとシャットアウトできそう。
ノイズ・キャンセレーションもサウンド再生も通話発着信もベストじゃないかもしれませんが、これ全部手堅くおさえてるのがポイントでしょうね。ほとんどの人はきっとこれで十分満足できると思います。
[Beats]
Jason Chen(原文/訳:satomi)
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