シカゴトリビューン(シカゴの新聞)でいつも高級なステーキの味の違いなどについて記事を書いているBill Daley氏。
彼のところにNASAからフリーズドライの宇宙食が送られてきました。もちろん味見をしてもらうため。
さっそく試食してみたBill氏。NASAの方々は相当自信を持っておられるようですが…はてさてその結果はいかがだったのでしょうか?
まずランチ。これは美味しかったようです。
宇宙飛行士もお気に入りだというシュリンプカクテルはすぐにたいらげてしまいました。普通サイズのエビが6尾。10分ほど水につけた後味わってみると、少々噛み切れない食感がありますが、まあ見た目も香りもスーパーで売ってるのとあまり変わらないような。NASA特製のカクテルソースはホースラディッシュと塩がたくさん入ってます。これは宇宙で単調な食事に飽きた人にはとてもいいでしょうね。粉末になっているマンゴオレンジジュースと共にいただきましたがこれも甘くてマンゴの香りがして美味しかったです。
一方、問題は朝食メニューだったようです。
他にフリーズドライの朝食メニューが2つ送られてきました。メキシカンエッグとソーセージパティです。卵はきれいな黄色で弾力があり、さわるとぼろぼろに崩れてしまいます。味もちょっとがっかりする感じ。ほんのり甘いんですが、あまり本気で味わう気はしません。しかし、辛いソースやケチャップをかければけっこういけます。ただ、ソーセージパティだけはなにをしても絶望的でした。
なるほどねー。みなさまが宇宙飛行士になろうかどうか決める際の参考になさってください。
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Mark Wilson(MAKI/いちる)
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