目は見えずとも、バッチリ写真を撮って共有できる「Touch Sight」開発中

    目は見えずとも、バッチリ写真を撮って共有できる「Touch Sight」開発中

    たとえ目が見えなかったとしても、見事な写真って撮れるんですよ…

    サムスンの中国研究所にて、Chueh Lee氏が考案した「Touch Sight」は、視覚障害者にとっても、夢の新世界を切り開くデバイスになるかもしれません。

    耳は聞こえない目は見えないものの、その影響で、一般に視覚障害者は音に敏感になり、鋭い聴覚を持っていると言われますね。Lee氏はここに着目して、ちょうど視覚障害者が、音を聞き取った方向へと、額に当てたTouch Sightを向けてシャッターを切ることで、思いに描いた通りの写真を撮影可能にしたと説明しています。

    Touch Sightで撮影された画像は、搭載されている特殊な点字対応ディスプレイ上で、レリーフとして忠実に再現され、視覚障害者でも、撮影された写真を感じ取れるようになっているそうです。しかも、この点字レリーフは、他のTouch Sightへも手軽に転送でき、複数ユーザーで写真を共有して楽しむことを可能にしているとのことです。

    また、撮影後3秒間の音声が、画像と共にインデックス保存されるため、視覚障害者でも、自分の撮影した写真を容易に検索できるという工夫も凝らされています。

    まさに至れり尽くせりというコンセプトで、視覚障害者にもカメラを身近な存在とするTouch Sight。サムスンは、今後も実用化を視野に入れつつ、さらなる研究開発を援助していく方針を打ち出しており、本当に発売される日も遠からずあるかもしれませんね。

    [Yanko]

    John Herrman(原文/湯木進悟)

    【関連記事】

    考えるだけで動きをコントロール出来る車椅子「Audeo」(動画)

    セカンドライフを脳で操る

    「Shape of Songs」:音楽を視覚化する

    UPDATE:「耳は~」→「目は~」へ修正しました。ご指摘コメントありがとうございます!

      あわせて読みたい