「DIGITAL CONTENT EXPO 2008」と同時開催中の「デジタルアートフェスティバル東京2008」に行ってきましたよ!
まずはこちら。シェーカーの中身であなただけの風景を描ける「風景バーテンダー」です。
後ろに並ぶのは、シェイカーに入れる液体のビン。これらは風景を創る要素で、左から土、砂、岩、水、植物、太陽、月、雲となっています。ビンの下にはひずみゲージがあり、ここでシェイカーに入った量を計測しているのだそうです。ちょっとしたマジックみたいですね。
そして、一度銀のホールにおいて、シェイキング! シェイカーには3本の加速度センサーが装着されていて、振る動作を検出しているのだそうです。
振っていくと、徐々に風景ができあがっていくじゃないですかー!
自分の好きなところでシェイクを止めて、できあがり。さすが、研究員の方だけあって、美しい風景が描かれました。これはぜひとも体験してほしい作品。
(北陸先端科学技術大学院大学 宮田研究室)
以下、魅力的な3作品の映像が続きます。
次いで、ケミカルライトが音を奏でる「Cycling Colorful Composer」です。Giz読者の方にはウケそうな光と音の融合です。
テーブルの上にケミカルライトを乗せることで、音を奏でていきます。ライトの色によって音色が違い、置く場所によって音階が変わります。これカメラでライトを識別しているんだそうで偏光版を使用、多少暗いところじゃないとできません。コンセプトは「光のオルゴール」とのこと。
(小岩亮太)
LPレコードの線路を走る電車「サウンドチェイサー」です。LPレコードをカットして、線路キットとして使用。電車にはレコード針を搭載していて、つなげるパーツによってさまざまな音を楽しめます。
(スズキユウリ)
最後に「Fly! Little Me 翔べ! 小さな自分」です。超ミクロな自分がパタパタと飛び上がります。「飛んでみたい」夢をまだお持ちの方、ぜひ体験ください。高さがかなりあるので、小さい自分でも飛び上がる浮遊感は楽しめますよ。構造は、後ろのカメラから影の変化を観測して動作しています。
(斉藤達也、井高久美子)
(yuka)
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