電気の消費量を抑えるという面では、やはり液晶の方が強いみたいです。
液晶テレビ陣営は、画面の大きさよりも消費電力の小ささをアピールしていたところが多かったですね。「液晶の」を枕詞にしてしまったシャープでは、太陽電池で発電した電力のみで映るテレビが参考出品。従来の液晶テレビと比べると消費電力は4分の1だとか。
以下にて、シャープ、ソニー、ビクターの省エネ液晶テレビをご紹介します。
シャープには、もう1つ「画面サイズとおなじ面積の太陽電池の発電量で、表示できる液晶テレビ」が。これくらいなら、屋根の上に置けそうなサイズの太陽電池です。
薄さで一歩先んじるソニーは現在販売しているモデルで「省エネNO.1」を標榜。スペック値の消費電力は約89wですが、実演では約56wでした。従来品の約3分の1。
ビクターでは、日本初公開となる「LEDバックライトLCD TV」。従来型LCD TVの約2分の1の消費電力。
サイズ競争の次は、この消費電力がキーポイントになりそうです。
(常山剛)
【関連記事】
・薄さと大きさをアピールするテレビたち・前編(動画あり)[CEATEC2008]
・薄さと大きさをアピールするテレビたち・後編(動画あり)[CEATEC2008]
CEATEC2008の最新記事はこちら。