「Eee PC」など蹴散らすのは、”iPhone 3.0”な~り~。
四半期業績発表の席で、話題のEee PCを始めとする、netbook製品群への参入について聞かれた、アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が、実のところ「我々にもおもしろいアイディアがある」などと発言してしまったため、ついに”NetMac 1.0”なる新製品の登場間近か…との噂が駆け巡っていますが、ニューヨーク・タイムズ紙には、そもそもiPhoneに賭けて成功しているアップルの方向性からしても、予想されるのはiPhone 3.0が順当な路線ではないかと論じられてもいますよ。
iPhoneとMacBookの中間に位置する謎の新製品が、ある検索エンジンのログから発見されたとのニュースも、すでにネット上で話題になってはいるのですが、ここで現在の2製品の現状をおさらいしてみましょう。
まず、iPhoneのディスプレイ解像度は480×320ピクセル。一方、MacBookのディスプレイ解像度は1280×800ピクセルということですから、噂の新製品の解像度は800×480ピクセルが妥当なところでしょうか。で、何か思い当たりませんか?
鋭いギズ読者の皆さま、そう、ここがミソなのです。つまり、すでにこの「800×480」という値がカギならば、スマートフォンでも「HTC Touch HD」などが実現しているVGAのディスプレイ解像度であり、わざわざアップルからダサくて、なんともチープなnetbookなど出さずとも、次期iPhoneで、このくらいの解像度へスマートにアップグレードしてしまって、さらなるiPhone旋風を加速させちゃうほうが、よっぽどアップルらしいというわけですね。
何はともあれ、噂は噂…。ただし、過去にも、こうしたネット上に残されたログから、本当に新製品情報が流出してしまったこともあるとあって、やはり真相が気になる状況ではあります。
あっ、ちなみに上の画像は、iPhone 3.0でもなんでもなく、以前にネットを賑わせた”MacBook touch”の偽完成予想図でございますよ。あしからず。
[NYT]
Jesus Diaz(原文/湯木進悟)
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