ガジェット : Uncle Milton社の「Pet's Eye View cam」は、低解像度で一定時間間隔でシャッターを自動的にきるカメラで、犬や猫の首輪に取り付けてペット目線でペットの生活を覗いちゃおうというもの。値段 : 40ドル。評決 : まぁ、ペットの社会生活を知るのは面白いです。でも、これはペットよりも、野生動物や社会の規律を乱す悪者に取り付けたらいいのかも。
National Geographicのクリッターカムのファンとしては、Uncle Milton社が、このPet's Eye View camを送ってきてくれた時は凄く興奮しました。ナショジオがペンギンやクジラやライオンにカメラを取り付けるかのように、私は身近にいるライオンと同じ科に属するペットWade Bob Rothmanに取り付けてみました。でも…いろんな理由でナショジオのようにはいきませんでした…。
・ ビデオじゃなくてカメラだから、撮影場面の描写に限界があります。
・ けっこうISO感度が高そうだけど、赤外線や特別なLow Light モード がないので、暗い所だとダメダメです。
・ 40枚以上の写真が保存できるのがウリのようですが、ネイチャー・ドキュメンタリーには少なすぎです。
・ Wadeは私が飼ってるもう1匹の妹ネコよりたくましいから大丈夫だけど、妹ネコのWynona には、ちょっと重すぎるみたいでした。たぶん、これはネコよりも中型~大型の犬にちょうどいいサイズなのかも。
・ Wadeは去勢されたているからか? 冒険家というより家でゴロゴロ派の猫だから、彼の個人的なスナップは、その生活を表しています。
カメラには2つのボタン、赤と緑のLED、2桁のLCDインジケータが後ろについています。私は、USBポートを通じてカメラの充電を終えてから5分毎に写真を撮るようにセットして、Wadeの首輪に少し緩みをつけて取り付けました。はじめは、すごく興味を持ったのか? 一生懸命取り外そうとしていましたが、突然おちつき、数時間何の問題もなく首にカメラをつけながら歩きまわっていました。ちなみに、時間設定は、1分毎、15分毎が選べます。
ということで、5分毎にカメラが撮ったWadeの私生活スナップの中でエキサイティングなスナップベスト8をご紹介したいと思います。
この短いレビューから私が学んだ事は、この2つ。
1)私が思っていたより、ペットはカメラを取り付けてても気にしないってこと。
2)もっとWadeがアクティブで近所をプラプラするタイプだったら、もっと面白かったんじゃないかなぁ。でもそうなると、やっぱりカメラのサイズが大きすぎ。だって、フェンスをよじ登ったり、ごみ箱をあさったり、他の猫を攻撃する時に邪魔になっちゃいますから。犬にとりつけてみたいって思いました。
あと、動物に取り付けるんじゃなくても、イベントの時とかに、部屋に取り付けておいたら面白そうだなぁと思いました。もちろんニコンD700よりも断然お安いです。
Wilson Rothman(原文/junjun )
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