Windows XP目当てで中古PCを買う人がいる

    • Twitter
    • Facebook
    • LINE
    • はてな
    • クリップボードにコピー
    • ×
    • …
    Windows XP目当てで中古PCを買う人がいる

    あれれ? みんなVistaでOKだったんじゃ? なんで今さらXPの中古なの?

    と思っちゃいますけど、ガートナーが先月まとめた調査によると、Vista OSの登場でハードもケーパビリティの大きなものの需要が上がり、今はPCがたーくさん廃棄されてるようですね。どれぐらいかと言うと、2007年には1億9700万台のPCが御用済みになり、うち44%は中古販売に回されたそうです。

    でも、Vistaで使えない古いソフト(例:会計ソフト)を未だに使ってる人もいます。その人たちがどうしてるかと言うと、IDCのアナリストによると、Vista対応マシンを新品で買ってXPにダウングレードするより最初からXPの中古マシンを買っちゃう企業・個人もいるんだそうな。

    コンピュータ修理会社Rescuecomにも、「アップグレードしないとVistaで使えないソフトがいくつかあるから」と、最初からXPを注文してくる会社もあるそうです。安さもあるんでしょうね。中古と言っても、ガートナーでは「使用3ヶ月超過」で人手に渡ったものを「中古」と呼んでるので、そんなボロボロというほどじゃないだろうし。

    ただ、eBayやCraigslistのようなサイトで個人から買う時には、XPの違法コピーをバンドルして安くしてる再販業者もいるので要注意。Dell、HPなどマス市場のマシンを買う方が無難、とRescuecom社長は話してます!

    [ComputerWorld via The Raw Feed]

    matt buchanan(原文/訳:satomi)

    【関連記事】

    マイクロソフトMojave実験の教訓「XP利用者はVistaと知らなければVistaが大好き」(動画)

    マイクロソフト「VistaはXPやOSX、Linuxよりセキュア」

    [Giz Explains] Windows 7は、本当にVistaに勝るのかを徹底検証