2760℃のエンジンCECEにできる「つらら」の神秘(動画)

    2760℃のエンジンCECEにできる「つらら」の神秘(動画)

    こんなクールなデモ見たことないですね。

    華氏5000度(2760℃)で燃やしてるのに縁につららができてるの、わかります?

    NASAとプラット・アンド・ウィットニー(Pratt & Whitney-Rocketdyne)が月面着陸用に共同開発した「Common Extensible Cryogenic Engine(CECE)」の試験中の模様です。どうしてこんな高温でつららができるんでしょ?

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    推進剤には液体酸素と液体水素を使っています。エンジンのコンポーネントはすべてキンキンに冷やしているので、水素と酸素を燃焼中に出る蒸発分が極低温エンジンの縁に当たると瞬時にカッチンコッチンの氷になって固まっちゃうんでございます。

    このエンジン構造ならトップパワーからスムーズなスロットル(減速、抑圧)が可能。テストでは最大108%から超低い水準の8%まで出力を下げることに成功しました。この種のエンジンとしては新記録のようです。

    こうした性能があって初めて重い荷物運びながらでも月面に円滑に着陸できるというわけですね。

    [Pratt & Whitney via Universe Today] 関連:sorae.jp

    Jesus Diaz(原文/訳:satomi)

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