おめでとうございます!
ちっちゃくて可愛くて、でもキビキビっとしたゴーカート感覚な走りが楽しめる実力派。オーナーからはもちろん、道行く人からも愛ある視線を向けられるクルマ。それがMini(いわゆるクラシックモデル)とMINI(BMW)です。
MINIの初代モデルMk Iが生まれたのは1959年。つまり今年で生誕50周年。そんなアニバーサリーイヤーをMiniとMINIと、そのオーナーたちとで祝う「生誕50周年記念パレード」が行われるというので行ってきました。詳細は、以下にて!
場所はグラントウキョウサウスタワーの1階にあるBMW Group Studio。ここでBMW MINIディビジョンの伊東本部長と雑誌『MINI FREAK』の田代編集長、お2人からMini&MINIの歴史を学ばせてもらいました。
一番知りたかったポイントは、なぜBMWがMINIを作ったときにボディサイズを拡大してしまったのかというところ。まあ皆様ご想像のとおり、その理由は現代の安全基準を満たすため、だそうです。
クラシックのMiniは小さくて軽くてハンドリングがいい…というか良すぎる印象のあるクルマでしたが、現代のMINIはどっしりがっしりして安心感が高いのに、その重みを感じさせない調理がされているのでしょう。軽快感はちゃーんと残っていますし、クラシックで時にキツく感じたロードノイズはなく快適そのもの。パレード中に『ギズモード・ジャパン』編集部の大野くんと一緒に試乗させてもらったのですが、2人して「いいねー」「かわいいねー」「欲しいねー」とつぶやきまくってきましたよ。
同乗してくださったBMW MINIディビジョンの浅野さんによると、MT派の方には最もベーシックなグレード、ONEもオススメだとか。
「COOPER、COOPER Sと比べてパワーはないけど、むしろどこでも回して楽しめますよー」
「へぇ~、なるほど~」
でもイチオシは今度日本にも導入される新型CONVERTIBLEだそうです。雨だろうが雪だろうが常にオープン。そんな男気ある人に向けて「Always Open Timer」機能を搭載。これ、ソフトトップを開けていた時間をカウントしてくれるタイマーなんですって。なんて無駄すぎるw Mini系のクルマを買うならモークかミニ・マーコスがいいなあと思い続けて早15年。その気持ちが薄れるくらい、今度のCONVERTIBLEのお気楽ごくらくっぷりに惚れそうです。
大野くんも、自らハンドルを握ったホット・チョコレートカラーのCOOPER CLUBMANに、
今までMINIってちょっとやんちゃなコンパクトカーだと思ってたんですよ。そんな心意気で試乗に望んだのが大間違いでした。大人4人乗ってもゆったりスペースな上に、グングン引っ張ってってくれるエンジン。何よりかわいげのあるエクステリアは最高です。こいつなら良き相棒、パートナーになってくれる気がしましたね。
とお気に入りの様子でした。
ところでイベント中、32問に及ぶMini&MINIのクイズがありまして。ワタクシ、自分でも驚くことに5位の成績を収めました。もちろんiPhoneでWikiを調べると行ったチート行為はしていませんよ! こちらが賞品としていただいた折りたたみ傘。他にもMINI印の入ったドライバーズサングラスや立派なバックルがついたMINIベルトをいただきました。ありがとうございました!
残りの写真はギャラリーでどーぞー。
MINI.jp[BMW]
(武者良太)
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