アメリカってどんな角度から見てもマジで半端ないと思いました。
ニューヨーク・タイムズ誌によると、アメリカの10代の20%、つまり5人に1人は、自分のヌードまたはセミヌード写真をメールしたりオンラインに載せたりしているのだとか。しかも送り先の69%は恋人ですが、30%は恋人になりたい人に送るのだとか。
そしてややこしいことに、これは米国の連邦法や多くの州の州法では、児童ポルノ処罰法対象となるそうです。たとえ自分のヌードであっても、児童ポルノ処罰法には未成年者を処罰対象から外すという規定は特にないために、違法になってしまうとのこと。
サイバー犯罪に関わっていた検事、マーク・ラッシュはこう警鐘を鳴らしています。
「想像してみてください。2009年に自分のヌード写真を撮った未成年者が、2069年に、70歳で児童ポルノ犯罪者扱いされてしまうのです」
ものすごくどっちもどっちな気がするのですが、この変化に社会はどう対応していくんでしょうねえ。
[NYT]
Brian Lam(いちる)
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