「どこでもWi-Fi」と「Eye-Fi」の相性の良さは異常

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    「どこでもWi-Fi」と「Eye-Fi」の相性の良さは異常

    名前が似ているのは、ダテではないようですよ!

    発売延期のお知らせが発表され、待ち遠しさが増してしまったWILLCOMの「どこでもWi-Fi」。先日、WILLCOMさんからその実機をレンタルすることができました。

    実機を借りに虎ノ門へ向かう道すがら、まず思いついたのは、「Eye-Fi」とセットで使ったら、撮影したその場でflickrにアップできるんではないだろうか? ということでした。折良く「Eye-fi」をアイファイジャパンさん貸していただけたので、Kodakのデジカメと「Eye-Fi」と「どこでもWi-Fi」を組み合わせるチャレンジを試みました。

    決して「名前が似てるから、タイトルの語呂があうんじゃね?」と思ったわけではありませんよ…多分っ……!

    以下にて、「どこでもWi-Fi」と「Eye-Fi」の設定を、写真ギャラリーでご紹介します。写真は多いけどやたらと簡単でした。

    ※写真をクリックすると、写真下に解説が表示されます。

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    かいつまんで言いますと、「Eye-Fi」と「どこでもWi-Fi」を接続するには、「Eye-Fi Manager」の初期設定の途中で…、

    ●「どこでもWi-Fi」の電源を入れて1分弱待つ

    ●PCに「どこでもWi-Fi」を認識させる

    ●無線LANの選択肢から「どこでもWi-Fi」のSSIDを選択

    SSIDと暗号化キーを入力

    という、4つのステップを加えるだけで完了します。「あれ?こんなんでいいの?」という感じで、えらく簡単でした。無事にデジカメで撮影した写真が「Eye-Fi」経由で、Flickrにアップされたのを見てほっと一安心。

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    三毛猫記者の勇姿が続々とFlickrにアップされていきます。撮影して、カメラの電源を入れっぱなしにしておくだけ。これはラク。「eyefi」のタグも自動で付いてくれます。

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    お次は、小さめのポーチに「どこでもWi-Fi」を。デジカメには「Eye-Fi」を差し込んで。編集部へ向かう途中の道々で撮影してみました。撮影写真はこちら。あちらでパチリ、こちらでパチリとやりながら、自宅から編集部まで約30分ほどの道のりを歩いて編集部に到着。PCを起動して、Flickrを見ると、さっき撮影した写真が見事に全部アップされていました。アンテナ感度が良好であれば、デジカメで撮影後、3分~5分程度でアップされているようです。PC要らずで、PHSの電波が入るところなら、どこからでもアップできるので、ちょっとした撮影旅行にはもってこいですね。PCを持たないってだけで、負担が大分減らせます。プレスリリースにはDSやPSPの通信対戦での使い方が想定されていましたが、それ子供だけだけに使うのはもったいない。ちなみにWILLCOMの開発担当の方から聞いた話によるとPHSでのデータ通信はRTT値が小さく、データの差分を頻繁にやりとりする通信対戦ゲームには最適なのだとか。

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    なにより、設定が簡単なところはポイント高いです。デジタルガジェットに拒否反応を示しちゃう人に、設定済みの「どこでもWi-Fi+Eye-Fi+デジカメ」をセットでプレゼントしたり(WILLCOMユーザー同士なら、設定レクチャーの電話もタダですし。3人以上ならウィルコムミーティングも)、学校とか幼稚園で「どこでもWi-Fi 1台」+「Eye-Fi+デジカメを数台」→グループごとに撮影会→終わったら教室でデジカメのスイッチをON→自動でFlickrにアップ、なんて使い方もできるかもしれませんね。月額費用が定額なので、予算も取りやすそう(特に教育現場は)。

    もちろん「どこでもWi-Fi」は、PCからも接続できるので「外出先で使うけど、ちょっとメールチェックする程度」というライトなユーザーには、「低額で(初期費用:4800円/月額1980円)そこそこの通信速度」という新たな選択肢ができたといえるかと。次世代PHS「WILLCOM CORE」の方は高速通信が最大のウリなので、「どこでもWi-Fi」のユーザーニーズとは異なると見ているとのことでした(WILLCOM開発担当さんより)。

    と、いうわけですっかり楽しんでしまった「どこでもWi-FiEye-Fi」。「Eye-Fi」が動画のアップに対応してくれたら、言うこと無しですな。

    「どこでもWi-Fi」の発売は3月5日で、料金プランは機種変更よりも新規契約の方がお得になるよう設定されているとのことでした。「定額&低額なモバイル通信環境が欲しい」という方には、いいかもですね。オフィスで1台あっても便利かも。

    (常山剛)

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