【型番モード】ニコン一眼レフカメラ&デジカメ、型番の歴史

    【型番モード】ニコン一眼レフカメラ&デジカメ、型番の歴史

    ついに出ました4ケタ型番。そしてわからなくなりましたニコンの型番。カンタンに撮れるビギナー向けモデルはいったいどれー!

     Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ボディ D5000 ニコン
    Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ボディ D5000

    remote-buy-jp2._V45733929.jpg

     Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ダブルズームキット D5000WZ ニコン
    Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ダブルズームキット D5000WZ

    remote-buy-jp2._V45733929.jpg

    キヤノンに習ってほしいと思うほど難解なモデル名をつけてくるニコン。大分類によるレベル差は1ケタ番台>3ケタ番台>2ケタ&4ケタ番台となっており、この時点で迷走っぷりが伺えます。

    2ケタ番台だけを見ても、数字の大小新旧の違いではなく、あくまでレンジの違いを指している様子。撮像素子の進化スピードが速いため、"最新は最良"というポルシェ方程式が当てはまりやすいデジカメ。ビギナーの方はミスのないお買い物をするためにも「続きを読む」で、ニコンの型番によるグレードの差を勉強した上でどのモデルにするか決めてください。デジカメ大好きな方にとっては「それって人間としてのたしなみじゃん」なネタかもしれませんが、そこはご愛敬ということで。

    なお代表的なモデルのみ取り上げています。

    ■フイルム一眼レフ時代●1ケタ番台

    ・F、F2、F3、F4、F5、F6(プロユース)

    ・ニコマートFT系、FM、FM2、NewFM2、FM3A(ミドルレンジ)

    F系列は報道関係者、プロカメラマンに向けたタフモデル。FM系列はコンパクトモデルで一般ユーザー向け。どちらにしてもモデルチェンジごとに数字を重ねています。ところでニコ爺さまはF、F2にビンビンとくるそうですが、個人的にはF3こそ神機

    ●2ケタ番台

    ・FM10、FE10(エントリーモデル)

    ・F50、F60(エントリーモデル)

    ・F70、F80(ミドルレンジ)

    ・F90(ミドルレンジ&プロユース)

    80年代まではときどきにしか登場せず。92年にF-801を超えるモデルとしてF90が登場。以後F-601の後継としてF70→F80が、F-401の後継としてF50→F60がリリースされました。中級機、上級機からリリースすることの多いニコンの歴史のおかげで、型番の数値の大きいモノが旧モデルになるという面倒さが生まれ、またF100になってからは3ケタ番台入りをしてしまい、迷走度はさらにアップ。またF90は仕様の違いやマイナーチェンジでF90、F90D、F90S、F90X、F90Xsと名を変えていきます。どこのザクの型番かと思いました

    ●3ケタ番台

    ・F-301、F-501(ミドルレンジ)

    ・F-401、F-601(エントリーモデル)

    ・F-801(ミドルレンジ)

    ・F100(ミドルレンジ&プロユース)

    オートフォーカスを搭載した中級機。奇数番号(F-301、F-501)は第1期導入モデルにつけられ、次モデルからは偶数番号(F-401、F-601、F-801)が登場。このうち4番台はエントリーモデル、8番台はミドルレンジ、6番台はエントリーとミドルレンジを埋める高機能型機エントリーモデルとしての性格が持たされていました。前述した2ケタ番台が一段落してから登場したF100はF90シリーズの後継機(実質的に2ケタ番台モデル)。ハイアマチュアからプロカメラマンまで引く手あまたの製品になりまして。

    ■デジカメ時代

    ●1ケタ番台

    ・E2、E3(プロユース)

    ・D1、D2、D3(プロユース)

    最初のE2/E3系は富士フイルムと共同開発した高級デジカメ。フイルム用レンズの画角そのままの撮影が可能(notフルサイズ。像を縮小するための工学系が組み込まれていた)で重すぎデカすぎお値段高すぎ。ただし当時のデジカメとしてはバッテリーの持ちが異様に良かったような。D1時代になってからはご存じのスタイルに。型番の数字もFシリーズ同様ボディ・機構の世代差を指しています。

    ●2ケタ番台

    ・D50(エントリーモデル)

    ・D40、D60(エントリーモデル)

    ・D70、D80、D90(ミドルレンジ)

    3ケタ番台の機能をより安価に提供。そんな目的が持たされていたD70から連なる中級機、エントリーモデルのD50、そのD50を近代化させたD40&D60という、3つのグレードに分けられます。実はリーズナブルなD40系と中古相場が底値域のD70系はプチ名機。CCDの味わい、皆様に一度試してもらいたいです。

    ●3ケタ番台

    ・D100、D200、D300(ミドルレンジ&プロユース)

    ・D700(ミドルレンジ&プロユース)

    1ケタ番台の機能をコンパクトボディに押しこんだモデル。プロカメラマンにとってはコストパフォーマンスが高く運用しやすい製品として一躍大人気に。100から300までは順当に数字を重ねていきましたが、フルサイズセンサーを搭載したD700はいきなりの飛び型番。フイルム時代の流れを重ねると、今後フルサイズはD800、D900という型番になるの?。またはD700SかD700X?

    ●4ケタ番台

    ・D5000(ミドルレンジ)

    コンパクトデジカメCOOLPIXシリーズに使われていた4ケタ型番がいきなりの登場。D60とD90の間をカバーするモデルだそうですが、となるとそのうちD3000という、D40にかんたん動画撮影機能をつけたモデルも登場するのでしょうか。

    書いててよくわからなくなってきたので、グレード別に代表的なモデルを並べてみました(生年月日順。フイルム・デジタル別)。

    ●プロユース

    ・F→F2→F3→F4→F5→F6

    ・E2→E3→D1→D2→D3

    ●ミドルレンジ&プロユース

    ・F90→F100

    ・D100→D200→D300→D700

    ●ミドルレンジ

    ・FM→FM2→F-501→F-801→F70→F80

    ・D70→D80→D90→D5000

    ●エントリーモデル

    ・EM→FG-20→F-401→F-601→F50→F60

    ・D50→D40→D60

    まとめてみると3と5はエントリーモデルの初号機につけられることが多く、7はエントリーモデルとミドルレンジの境目になるようですが、プロやセミプロ、ハイアマチュアを狙ったD700のような飛び番モデルも存在するので鵜呑みにはできません…。ごめんなさい。

    さて現行モデルのグレードを並べてみると、D3Xを頂点としてD3、D700、D300、D90、D80、D5000、D60の順となっているようです。

    旧世代製品のD80、D60にはゴミ取り機能がなくD5000とD60にはボディ内AFモーターがないというアンダーな特徴があります。ボディ内AFモーターがないと古いAFレンズが使いづらくなりますが、これから一眼デジカメを使ってみたい(過去のレンズ資産はない)というビギナーさんならば、D80よりも動画が撮れるD5000を選んだほうがよさそう。いやバリアングル液晶のことを考慮すると、D90よりもD5000のほうが使いやすいでしょう。

    ニコンのカメラ製品一覧[Wikipedia]

    (武者良太)

    【関連記事】

    Nikonがデジタル一眼レフ用に「イン・ビューファインダー」の特許出願

    バリアングル液晶モニター採用! Nikon D5000、5月1日発売

    薄暗い中でも見事に録画する、「D90」の動画撮影機能(動画)

    ニコンの無線LANデジカメ最新モデル「COOLPIX S52c」が登場

    2階からデジタル一眼レフの落下テスト、結果は?

      あわせて読みたい

      powered by