サムライ・エルゴノミクス

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    サムライ・エルゴノミクス

    パソコン使い始めてずっとこの方、コンピュータのエルゴノミクスの専門家の言うことなんて無視してきたんですけど、冬から背中の腰の痛みが抜けなくなってしまいました…。で、どうせやるならエキスパートより、古の剣士の教えに従おうと思って試しているのが、この片膝立ちのポーズです。

    サムライはその昔、こんな風に片ひざを突いて警護に当たったとされます。不安定なので、体勢が崩れるたび自分で平衡(バランス)を取り直さなきゃならないし、地べたにつけた膝小僧がかすかに痛むので眠気覚ましにちょうど良く、長時間なんにも変化がないシフトをこなすには理想的。意識と集中力をピンと張り詰めた状態で起きていられるので、いざ忍者が現れても対応できるというわけです。

    言うなれば、椅子とコーヒーを兼ね備えたようなもので。

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    やってみると、普通に座ってる姿勢より生理的にも良いようです。背中と首をずっと伸ばした状態で、お尻の屈筋や腹筋も動かさないまま引き締めておけます。

    一度に片脚ずつストレッチできるし、膝を立てると目線もちょうどラップトップのスクリーンの高さにくるんですよね。デスクが低いと背中丸めて前かがみになる原因になってしまいますが、片膝立ちだとデスクは比較的高いので凭れかかれないし、必要な時にはデスクに胸で寄りかかれるので、疲れ過ぎるってほどでもないんです。

    僕は一日中バランスボールに座ったりもしてるんですが、この座り位置ほど心地良かったことはないですよ。サムライは前後から攻め寄る敵にこの姿勢で刀を抜いたそうな。僕は何個かメールを処理する度に膝をかえてるだけですけどね。万が一、忍者が出てきた場合に備えて。

    [Iaido, 写真ソース]

    Brian Lam(原文/訳:satomi)

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