最近、アメリカの世論調査機関ピュー・リサーチセンターがアメリカ人を対象に「あなたにとって、無くては生きていけない高級品は何か?」(車、テレビ、エアコン、コンピューター)という調査を実施したそうです。
これは、ピュー・リサーチセンターが2006年にも同じテーマで調査した事があるのですが、この100年に1度の不景気を体験中の今、必需品と贅沢品のラインがどこでひかれるようになったのか? どのように変化しているのか? を調査するものでした。
まず1番悲しい結果を伝えられたのは電子レンジでした。生活に不可欠であると思ったのは47%で、2006年の調査から21ポイント低下ということで、前回に比べるとダントツに「求められ度」が落ちてしまいました。その他、エアコン、ケーブルテレビ、皿洗い機などは、思っていたよりも人々の生活に必要じゃなくなっちゃっているようで、2桁台のポイントを下げていました。
対照的に、iPod、薄型テレビ、高速インターネットは、以前の調査に比べ必要度が上がっていました。携帯電話は同じで、コンピューターは1ポイントだけ下がりました。私たちの愛するガジェットちゃん達は、人々の生活のなかで存在感をどんどん増しているようです。
そして、2006年に1位だった車は3ポイント下がったにもかかわらず、今回も首位に輝きました。
と、こんな結果になったようですが、読者のみなさまの「無くちゃ生きていけないもの」は何ですか? もし、ノートパソコンと車どっちかしか持てないっていったら、あなたならどちらにします? ぼく的には、ノートパソコンを手放すぐらいなら車を先にってかんじですけど。
ちなみに、ランキングはこんなかんじになったそうです。
1. 車 88% (-3)
2. 衣服乾燥機 66%(-17)
3. エアコン 54%(-16)
4. テレビ 52%(-12)
5. パソコン 50%(-1)
6. 携帯電話 49%(同じ)
7. 電子レンジ 47%(-21)
8. 高速インターネット 31%(+2)
9. ケーブルテレビ 23%(-10)
10. 皿洗い機 21%(-14)
11. 薄型テレビ 8%(+3)
12. iPod 4%(+1)
けっこう「へーそうなんだぁ。日本とはちょっと違う」って思う結果じゃありません?
[TampaBay]
Dan Nosowitz(原文/junjun )
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