七夕...にはちょっと気が早いけど、天の川の写真です。
この圧倒されるような星空の映像は、写真家William Castlemanさんが20秒ごとに9時間連続で撮影した写真をつなげたものです。
使用したデジ一眼はCanon EOS-5D、レンズは15mmの魚眼レンズ。
撮影場所はアメリカ、テキサス州のフォート・デイヴィスという街。
さてさて、ここからがミソなのですが、この肉眼では見えない星空の写真を撮るためにWilliamさんは、キャノンのデジカメについてくる赤外カットローパスフィルターを取り外してしまったのですね。
このフィルター、普通なら色かぶれ等を押さえてくれる役割なのですが、あえてこのフィルターを使わず、周波成分をがっつりとりこむことで、天の川もこんなにくっきりな星空の撮影に成功したのです。
思わず息を飲んでしまう動画は以下から。
9時間ずーっと同じとこで写真とるだけでしょ? いえいえ、思ってるより難しいのですよ。
[Vimeo via Crunchgear]
Dan Nosowitz(原文/そうこ)
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