2年がかりのプロジェクト、いよいよ今週末でゴールです。
プラグインハイブリッド(PHEV)とは、家庭用電源で充電、モーターで走行可能なハイブリッドカー。現在あるハイブリッドと完全無欠な電気自動車(EV)の中間にあたり、実現可能性の高い技術です。それを証明するために市民団体ZEVEXが手作りでPHEVを製作、有用性を証明するための実験がこの日本列島縦断の旅というわけです。今回使っているPHEVはスズキジムニーをベースに発電機、電池、モーターを搭載。満充電で35km走行可能、1時間充電だと5km走行できます。旅を通じての充電回数は今の所132カ所で、場合によっては飛び込みで「コンセント貸して下さい!」とお願いすることもあったとか。家庭用電源の容量がたりなくて落としたブレーカーは18個と、なかなかの暴れん坊ぶりです。そのかいあって、燃費は50km/Lとかなりのもの。
丁度今頃は私の実家のある熊本県八代市を走行しているそうです。ゴールは鹿児島県の佐多岬。このまま無事にゴールにたどりつくといいですね! 頑張ってください!
[ZEVEX]
(野間恒毅)
最新エンジン・ハイブリッド・燃料電池の動向 (単行本)【関連記事】
・完全電気自動車仕様の「スマートフォーツー」が正式発売間近に!