まずはデュアルブートで試してもらうコンセプトなんだそうで...
台湾で先週開催されたCOMPUTEX会場では、「Aspire One」ネットブックが好調なエイサーから、新たにOSにAndroidを搭載した試作モデルが公開され、注目を集めていたようですが、いざエイサーのワン会長の口から飛び出したリリース発表では、通常のWindows XPをOSに搭載するAspire Oneに、Androidとのデュアルブート仕様を追加して、今年第3四半期中の発売が目指されることが明らかにされましたよ。
「Androidというプラットフォームが、どれほど消費者に受け入れられるのかが未知数の現段階では、こうしたWindows XPとのデュアルブートという安全な選択肢を取らざるを得なかった。一般的な他社のネットブックとは異なり、Windows XPモデルながら、Androidも試用できるメリットがあるという点を前面に出しつつ、発売へと踏み切っていきたい」
好調なAspire Oneを駆って、一気に世界初のAndroid搭載ネットブックをリリースするのかと思いきや、少し弱気の姿勢を見せてしまってもいるようですね。ただ、今後の展開によっては、OSにAndroidのみを搭載するモデルの発売も、数年以内に検討したいと、ワン会長は語っており、まだまだ期待は持たせてくれてますよ。
Androidモデルのネットブックだったら、Windowsモデルよりも、もっと安くでゲットできるようになるんじゃないかなって、楽しみにしてたんですけどね...。もう少し待つといたしますか。
John Herrman(原文/湯木進悟)
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