低価格な超薄型ノートPCは夢なのか? 思わぬ問題点につまずき...

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    低価格な超薄型ノートPCは夢なのか? 思わぬ問題点につまずき...

    やっぱり「MacBook Air」はスゴかったのか...

    美しいアルミ削り出しボディーの光る、超薄型ノートPCで新境地を開いたアップルのMacBook Airに、同じようなコンセプトでWindowsサイドから迫ってきた、デルの「Adamo」に至るまで、このカテゴリーには、各社から秀逸なデザインのモデル投入が続くとも見られ、一部で盛り上がってるようなんですが、やっぱり高いんですよね。光学ドライブはないわ、拡張性は低いわ、それなのにベラボウに値段は高いわって状態ですから、まだまだ広く普及するには程遠い雰囲気も醸し出していますよね。

    そんな中、ドドンと期待の、超薄型ながら低価格という鋭い切り込みで、インテルの新たな低消費電力プロセッサを搭載するノートPCに注目が集まっていたのですが、その話題になっていた、日本円にして6万円を切る低価格で超薄型ノートPCを発売...という噂は、すべて夢幻と消え去ってしまいそうな嫌な予感ですよ。

    えぇっ、楽しみに待ってたのに、一体もう何が起きちゃったんでしょうか? ちょっと続きの気になる業界裏報告を、どうぞご覧くださいませ。

    実はですね、なんでも、各OEMやODMメーカーが、プラスチック製のチープな筐体で、この低価格プロセッサを搭載する超薄型ボディーに仕上げるとこまではこぎつけたそうなんですけどね。どうやら無理も大きかったようなんですよ。

    ちょっとその辺の裏事情を、AmTechのベテランアナリストとなるダグ・フリードマンさんが語ってくれてますよ。

    「各社が次々と早期生産モデルの初期評価などを進めていたのですが、どうも低価格を追求したプラスチック製というところに問題があるようなんですね。特に底部のプラスチックパーツに、ヒビ割れが生じやすいんです。このまま超薄型デザインを追求し続けるとすれば、やはりメタリックなボディーの採用へと舵を切る以外には、ないのかもしれませんね...」

    せっかく見た目には、いい感じのデザインに仕上がっていても、いざ使ってみると、わりとすぐにプラスチックボディーが割れてしまう報告が相次ぎ、パワフルな使用には耐えないという問題点が、続々と浮き彫りになってきてるんだとか。アップルやデルが、ダテに高価なアルミボディーを採用してるわけじゃなかったんですね...

    現在、なんとか安いプラスチックボディーのままでも、デザイン面で工夫を凝らして、割れない低価格な超薄型ノートPCを実現すべく、メーカー側で多大の努力も払われてるそうなんですけど、タフなボディーで超薄型ノートPCを作ろうとすればするほど、結局のところは、MacBook AirやAdamoに近いハイコストがかかってしまい、あの"ネットブック並みなのに超薄型ノートPC"というキャッチコピーからは、残念ながら、ちょっと外れてきてるとのことですね。

    いやぁ、もはや世の中は、どこへ行っても、間近に迫ってきた「Windows 7」発売へのカウントダウンムード一色ですし、ここはぜひとも、はるかにMacBook Airよりも安い超薄型ノートPCを、最新のWindows 7搭載モデルで、今秋にも出してきてくれれば、ググッと人気も高まると思うんですけどね。メーカーさん、ここからの踏ん張りに期待してますよ...

    [CNET]

    John Herrman(原文/湯木進悟)