異様な雲作り無人船が1900隻も浮かぶんだって~
かわいい人工雲だって作れる技術まで手にした人類は、今度は大自然へと挑むんだそうですよ。シンクタンクのコペンハーゲン・コンセンサス・センター(CCC)から大真面目に発表された地球温暖化対策プロジェクトの最新計画で明らかになったのは、総額90億ドルを費やして、海水から雲を作り出す巨大船団を太平洋上に展開するという、なんともビックリしちゃうような壮大なプランなのでした!
海上に浮かぶ無人船は、ひたすら海水を上空へと噴き出し続けて、雲を発生させる効果を高める役割を果たしていくんだそうです。ただ1隻の力では、大したこともできないんでしょうけど、豪華に1900隻もの船団を連ねて、この海水噴出作業を継続することで、大空に雲が広がり続けて、地球に届く太陽光の低減を狙い、温暖化のストップに役立てるとの目標が掲げられてますよ。
にわかには信じ難い話ですけど、でも、CCCが算出したデータによれば、この巨大船団を本当に洋上に展開して稼動させれば、議論のやまない二酸化炭素(CO2)の削減なんかよりも、よっぽど早期に高い効果が得られるんだとか。1900隻規模と聞くと驚いちゃうかもしれませんが、そのコストには必ず期待を上回る大成果が伴うと自信たっぷりにアピールされてますね。
そういえば、どこかの億万長者も、ハリケーン退治に特殊船団を出動させるってプロジェクトに本気で取り組んでましたかね...
[Copenhagen Consensus via Daily Mail]
Jesus Diaz(原文/湯木進悟)
※ご指摘ありがとうございました。記事修正いたしました!