写真でみる火星の不思議

    写真でみる火星の不思議

    こんな詳細な宇宙の写真が届く時代なんですねぇ。

    火星探査機MRO(Mars Reconnaissance Orbiter/マーズ・リコナイサンス・オービタ)からHiRISE(High Resolution Imaging Science Experiment/高解像度撮像装置 )で撮影されたZilairクレーター付近の画像です。以前も画像を紹介しましたが、火星の地表を映した写真にはわくわくさせられますね。

    20090907mars1.jpg

    2006年から探索を続けているMROですが、4月からのHIRISEカメラの撮影で収集された画像は1500点にものぼるそうです。今回さらに8月3日に撮影された新しいイメージが追加されました。

    HIRISE画像は、赤 、青-緑、近赤外の3種類のカラーバンドで撮影されます。ここでみる画像の色は正しいものではありません。いくつかのプロセスを経て人間の目にわかりやすく見えるようになっています。

    【Aonia砂丘】

    砂丘エリアを探索するのは、研究員達が火星の風はどのように吹いて地形をつくるのか、という理解を深めるのに役立ちます。

    20090907mars2.jpg

    【峡谷】

    地球ではV字型の峡谷は水の流れによって作られます。しかし火星には水は存在しないとされています。科学者達はこの峡谷の形が変化していることから、HiRISEカメラを使って、火星での水の存在の可能性を調べています。

    20090907mars3.jpg

    残りは続きで!

    【高地】

    科学者達によると、このような高地は火星が昔、今と全く異なる気候をしていた時に、水によって形成されたものだそうです。

    この画像は、かつて存在した水が火星の地表形成にどのように影響したか、というのを研究するのに役立ちます。

    20090907mars4.jpg

    【粗い地形】

    表面にあるこれらのいびつなクレーターや粗い地形は何か強い衝撃があったことの物証であると、科学者達は考えているそうです。

    20090907mars.jpg

    【氷河周辺サンプル】

    凍った地の上にある散り散りになった石が風で飛ばされて、オレンジ色のチリが表面を覆っていたそう。

    20090907mars5.jpg

    【Haleクレーターのアップ】

    この線状にみえる模様は近赤外でみると、明るい線、または光線のように見えるそうです。

    これは、研究者達にとって、クレーターがどのような衝撃でつくられるのか、を考えるヒントになるそうです。

    20090907mars6.jpg

    [The University of Arizona and NASA]

    Danny Allen(原文/そうこ)

      あわせて読みたい

      powered by