弦でもない。普通のフレッツでもない。ボタンとタッチで弾くギター「Misa Digital Guitar」です。
ギターのかたちはしてるけど、オープンソースのLinux搭載型MIDIコントローラですね。再生にはMIDI音源モジュールが必要です。
こんなの邪道だ! ってギターファンが黙っちゃいないと思うけど。その辺は製作者の方も心得ているようで、これはギターのプラスアルファで楽しむものであって、ギターの代わりにはならないぞと、そこんところはキッパリと断ってますよ。
エレクトリックミュージック製作ツールを念頭に置いて開発しました。左手で押す音符のボタンは144個あります。それを押さえながら右手でタッチスクリーンのコントロールパッドをタップすると音が出ます。
MIDIコントローラなので、自分のパソコンにある楽器のパックはなんでもMisaで再生できちゃうんですよ。
製作意図をMisaの作り手Michaelさんはこんな風に解説してます。;
エレクトリックミュージックでは音源の音質(音色)が、何通りにも無限に形を変える。ギターでこれを表現するには、右手も弦をかき鳴らす以上のコントロールができないと。物理的制約を受けないかたちで、音の長さ、ピッチ、フィルターの切れ目、輪郭など様々なエレメントとその他シンセサイザのパラメータも制御できなくてはならない。
自分のソロ演奏をバック・トゥ・ザ・フューチャーしちゃえるMisa Digital。詳しくはサイトもチェックしてみてね!
[Misa Digital via Engadget]
Kyle VanHemert(原文/satomi)