訴えられちゃった人も迷惑ですよね...
Wi-Fiの電波が飛んでると、身体が過敏に反応して痛みなどを覚えると強く主張する電磁波アレルギー患者のアーサーさんは、ついに隣家の無線LAN利用者を訴えてしまいましたよ。なんでも自分の健康のためにも、無線LANは一切使わないでほしいと頼み続けてきたにもかかわらず、一向に聞いてもらえないので、ついに家を出て車の中で眠り続けるホームレス生活を送らざるを得ず、この苦痛の賠償と問題解決を求めて裁判所に仲裁を願わざるを得なかったんだとか。
ちなみにアーサーさんは、すでに米国ニューメキシコ州サンタフェでは有名な自称電磁波アレルギー患者でして、2008年にも、Wi-Fiホットスポットの全面禁止を市に対して求める訴えを起こしていますよ。公共施設で無線LANなんて利用するのは、障害者保護法の観点から見ても許されざる違法行為だと咆えてるそうですね。
まぁ、携帯電話の電磁波で男が弱っちゃうんだよねって調査結果までありますし、近代社会の電波が飛びまくってるご時勢でも、こうした理不尽にも思える訴えに真剣に耳を傾けねばならないのでしょうか。ただし専門家の意見では、電磁波アレルギーというのは科学的には実証されておらず、精神的な病である可能性も高いようでもあります。携帯電話が人体に有害な影響を及ぼすことなど絶対にないという研究結果まで取りあえず出ちゃってますしね...
[TMC via DSL Reports]
Sean Fallon(原文/湯木進悟)