のっそり世に出た「Windows Phone 7」ですが、触るとマイクロソフトが全力投入してきたことが分かりますよ。自分の立ち位置がどうあれ、これ見てオ~と思わない人は変な人でしょう。
手に持った印象? まずiPhoneとは全く別物です。スクリーンは滑りやすいので少し慣れが必要ですけど、しっくり馴染みますよ。
ハッとするのはアイコン。従来の携帯ではHOME画面はどのタスクもワンサイズのボタンで統一されてましたけど、マイクロソフトはその概念から意図的に脱却を図り、重要度が一目で分かる構成にしました。例えばエンターテイメント、ソーシャルネットワーキング、写真共有は大きいから重要度が高いものだし。あと電話かけたいならココ押して、ネットしたいならブラウザはココ、という調子に使いこなせます。
ものを外から見ただけでは分かりづらいと思いますが、かなりの部分までカスタマイズは可能です。例えばHOMEスクリーンにあるものはほぼ全部変えられますし。デザイン言語が統一だから変えられないだろうって早合点しないことですね。他の人との差別化を図れる方法は沢山あります。
「パノラマ」のナビは流動的で、ハブを開くと右側にちっちゃいティーザーが出てきて、スクリーンをめくると次に何が出てくるかそこで確認できます。
まだ初期段階なので詳細あんま手元にないんですけど、ここでご覧いただいてる端末は「スペックに合わせて」作ったものですから、おそらく1GHzのクアルコムのSnapdragonチップ搭載かと...。全部スムーズに動きました。技術的な話をするには時期尚早ですが、本当にオーッという感じ。
ピンチズームが一発で動かなかったり、反応がぎこちないところもあるけど、これは使う人のエラー? 不具合? 判断が難しいですね。まあ、ただのデモ用ソフトなので、これぐらいにしときましょう。
スクリーンショットのギャラリーも貼っておきます。
Wilson Rothman(原文/satomi)