思ってみれば...
スティーブ・ジョブズがアナウンスをする前に次世代iPhoneを目撃した人って少ないですよね? というか、今までだってスタッフの人達が持ち歩いて使っていたのに気づかれなかったですよねー。それには、やっぱり理由があったんです。答えは・・・。
変装させてるんです。この3GSとは全く違う形をしているiPhoneは、専用に形成されたプラスチックケースに包まれていたので、気づかれずに公の場で使う事ができたんです。だから、常スタッフが用しているところを見かけても、通常のiPhoneだっておもっちゃうんじゃないでしょうか。シンプルだけど、頭イイ~。
3GSにそっくりなプラスチックケースは簡単に外れました。そして、ケースを分解した時、電源スイッチ、ミュートボタンとボリュームロッカーの3つも簡単に剥げ落ちてしまいました。動画でポロポロっと落ちてきた破片は、この3つだったんです。でも、これがプラスチックで出来ているなんて、なんか奇妙な感じがしました。3GSの該当部分はアルミメタルでできているのに。
ケースを組み立てなおすために、あなたがしなくてはいけない事は、この小さなプラスチックの部品をちゃんと正しい位置に戻すこと。
それにしても、将来のデザインを保護する手段としては、とっても巧妙ですね。最も気に入ったポイントは、このケースが古いiPhone用のケースに似ているってこと。今後も、自分の隣に座ってる人が、変装しているプロトタイプのiPhoneを使ってても、そのケースちょっと変じゃない?とか3GSにフィットしてないなぁと思っても、そういう出来の悪いiPhoneのケースは多いから、見過ごしちゃうんですね。きっと。
-Jason Chen(原文/junjun )