お医者さんも絶賛です!
互いに車イス生活の母親を持つ、ニュージーランドはオークランド在住の開発者コンビのリチャードさん&ロバートさんは、自らの介護体験なども活かしつつ、下半身が不自由なため車イスでの移動を余儀なくされている人々が自由に歩けるようにと、7年の歳月をかけて夢のロボットレッグスーツ「Rex」を完成させちゃいましたよ。
上の動画では、実際に交通事故で下半身不随になったアレンさんが、自分で車イスからRexへと移って装着し、見事に立ち上がっては歩き出す様子が映し出されていますが、ある程度の自由度で生活を維持できている人であれば、医師の許可さえ得られると、ほぼ世界中のだれにでもフィットするRexを供給できるレベルにまで仕上がってるんだとか。階段だって、ゆっくりではありますけど、着実に昇り降りできるようになりますよ。
お値段は15万ドルと決して安くはありませんが、まずはニュージーランドで年内に正式発売が開始され、その後、来年からは世界中へ発送オッケーになるみたいです。超ロングライフの充電式バッテリーがRexの要になっており、一般的な使用であれば、日中は全く充電することなく使い続けられるようですよ。
きっと次第に販売価格も下がっていくと期待できそうですし、なんだか素晴らしい時代になってきましたね~
[Rex Bionics via TVNZ]
Gary Cutlack(原文/湯木進悟)