日本のマンホールの蓋がベスト・アートブックに!

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日本のマンホールの蓋がベスト・アートブックに!

「マンホールの蓋はなぜ丸い?」「落ちないから」というトリビアで満足している外国人のお友だちがいたら、「日本では色鮮やかなアートのカンバスにあの蓋が使われてるんだよ」って教えてあげないとね。

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日本のマンホールの蓋の面白さに魅せられたオーストラリア人写真家Remo Camerotaさんが全国津々浦々のご当地デザインを撮り集めて人気のブログが本になり、このほどNYブックフェスティバルで見事ベスト・アートブック賞に選ばれました!

本のタイトルは『Drainspotting』。

「現在、日本全国1780市町村の95%近くの自治体は独自デザインのマンホールの蓋を設営しています。そこには動植物から名勝、祭りまでその地方文化のアイデンティティーを思わせるものが描かれています」(解説より)

Camerotaさんは日本のグラフィティの写真も撮り貯めていたり、目の付けどころが面白いですね。附属のiPadアプリも3.99ドル350円)にて発売中。

消防士の登場回数が多いかな?(それは消火栓...)

アメリカのマンホールもがんばらなくっちゃ。

(春出版なので水木しげるロードの蓋は間に合わなかったかもね。Coolhunting.comでは「過去20年に渡る各市町村と鋳物企業各社の美化運動の成果」という背景、川口市長島鋳物長島博高社長のコメントまでまじえながら紹介してますよ)

UPDATE: 日本のマンホーラーで『#manhotalk 街の蓋たち』著者の@morimo_tさんの音頭で今、Twitterでマンホールの蓋全国MAPを作ってます。参加したい人は近所の蓋撮って「自分のツイッターID@manholemap.appspotmail.com」にメールしてみてね!

[Drainspotting via Core 77]関連:p.a.r.k

Kyle VanHemert(原文/satomi)