犯罪者にプライバシーは不要なのか? 警察の公開見せしめネットに賛否両論

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    犯罪者にプライバシーは不要なのか? 警察の公開見せしめネットに賛否両論

    ほぼ毎日お祭り炎上になりそう...

    とあるニュージャージー州の片田舎の町で、警察がFacebookに公式ページを設けて、次から次へと犯罪者の取り締まり情報を公開し、見せしめにしていることが大反響を呼んじゃってますよ! 万引き犯の店内ビデオカメラに映る犯行の様子などが特に顔も隠さずにアップされる感じで、その他の窃盗犯、飲酒運転者、児童ポルノの所持者なんかを取り締まっては一部始終が公開されていってるんだとか。

    なんかこんなことを日本でやっちゃった暁にはプライバシーの侵害で大問題になりそうですけど、どうやら地元では、この警察の情報公開措置への支持が非常に多く集まり、これに懲りて犯罪を思いとどまる人が増えてよいと評判のようです。Facebookなのでコメントも自由に残せて、ある犯罪者の公開情報の下には「ほら見ろ。やめておけって何度も言ったのに、やっぱり忠告が聞けなかったんだね」といった書き込みが並び、不思議な盛り上がりを見せてましたよ。

    当然ながら、いくらなんでも警察はやり過ぎで、犯罪者の人権だって守られるべきだという反対意見も多いのですが、すでに別の町の警察も犯罪抑止効果が高いことから同様のページを立ち上げることを真剣に検討中とのことです。もしやこういう動きが世界の各地で主流になってきたりして?

    Addy Dugdale(原文/湯木進悟)