頑固なとこは変わってないのかも...
超厳格な審査基準も話題になったアップルのApp Storeですが、「iPhone Developer Program License Agreement」開発者ライセンス規約の改変で、ついにFlashベースのiOS対応アプリ開発の道も開かれるなど、ちょっと流れが変わってきてるように見えますね。でも、実際は相変わらずダメなモノはダメなようです。
たとえば、先月の公開後、速攻で削除追放されてしまった「Camera 」アプリは、依然として再公開のメドが立っていません。(Camera Plusというアプリは別物です)
懐中電灯アプリにテザリング機能を隠してアップルの怒りを買ったのと似たような手法で、裏コマンドをSafariで入力した瞬間、iPhoneのボリュームボタンをシャッターボタンへ変更可能になるCamera は、初登場後いきなり有料アプリの売上げランキングで3位に食い込む大健闘を見せて、ユーザーからの期待度の高さを証明しちゃった感じですが、いまもアップルは復活を認めていませんよ。
iPhoneのユーザーは、ボリュームボタンを押す時は必ず音量が調節されると思い込んでおり、ボリュームボタンを押したのにカメラのシャッターが切れるなどというユーザーを困惑させるだけの機能を搭載するアプリを許可することは絶対にできない。
開発元のTapTapTapによる問い合わせに対しては、こんな説明を返しているアップルなんですけど、別に当のiPhoneユーザーはアップルが心配するほどボリュームボタンに固執してないと思うんですがね。いやいや、でもやっぱりアップルが納得しないアプリは今後も自由に公開したりはできなさそうですよ〜
Jesus Diaz(原文/湯木進悟)