「iPhoneやiPadのアプリをAirPlayでApple TVに飛ばしたらどうかな?」
と、ちょうど昨日ギズで話題になったとこです。
「えーそもそもなんでそんなことするの? よく分からない」
とピンと来ない人もいたんですけど、これこれ、これがやりたいのだ、スーパーサイズ版「The Incident」!
ま、具体的にこれが頭にあったわけじゃないですけどね。
上の映像は今度出る「The Incident 1.3」のプレビューです。iPhoneやiPod TouchをiPadと組み合わせて、ちっこい端末の方をこのゲーム(ご存知ないかもしれないけどかなりいい)のコントローラに使える新機能が入ってるんですよ。
ここではiPadをテレビに繋いで(動画ではApple iPad Dock Connector - VGAアダプタを使ってますね)、ゲームをテレビの大画面に呼び出し、iPhoneの方は傾き操作が可能なコントローラとして使ってます。やっぱりこういうゲームは大画面で遊びたいですもんねー。
「もうiPadの画面に手伸ばして触らなくていいんです。全部コントローラから操作できます。最高ですよ」とデベロッパー。分かります分かります、動画でもいい感じに見えますよ。
もちろんアプリから直接TVに動画流して第3の端末をコントローラに使うんですから、iPadやiPhoneからApple TVに丸ごとパッケージ流すのとは大違いですが、そもそも後者が可能かどうかも判断が難しいところ...果たしてアップルが新機能として検討するほど可能なのかな、という疑問もあるわけですが、このIncidentアップデート版プレビューを見ると、こういう展開も追求するだけの価値は絶対ありそうですよね。全部が全部、iPhoneのちっこい画面から解放されて光るゲームとは限らないですけど、iOSゲーム登場前のゲームの多くがそうであったように、iOSゲームの中にも、昔ながらのTVの大画面でこそ光るゲームが一部あることは確かです。このIncidentみたいに。
[Big Bucket Software via Daring Fireball]
Kyle VanHemert(原文/satomi)