すでにいくつかご紹介しているKinectのハックですが、日ごとに発展しています。
たとえば上の動画は、マイクロソフトのSurfaceのデモやアプリケーションでも知られているRazorfishの作品です。DaVinciと命名されたこの作品はイラストレーター・ツールで、線や丸やいろいろな図形を重力エフェクトや手の形(握った形と開いた形)、「磁力」、そしていろいろなジェスチャーで操ることができます。
まだ現在は概念実証段階ですが、これを見ただけでもいろいろな使い方が感じられます。とりあえず誰か、次のスターウォーズ・ゲームのフォースをこれで表現してくれないでしょうか?
次の動画はこちらの記事のOliver Kreylosさんのハックの進化形です。以前はまだカメラひとつしか使っていなかったため、カメラに映らない部分は影になってしまっていたのですが、今回はふたつのカメラを別の角度に設置することで、撮影した部屋全体を3Dで再現できるようになりました。
一方、デザイナーのChris O'SheaさんはKinectを使ってエアギターを弾いてしまおうと考えました。
Kinectの特長をうまく使っていて、すぐにでもリズムゲームができるんじゃないかと思えてきます。アーケードなどで盛り上がりそうですね。
最後に、Kinectって楽しいだけじゃなかったんだ! と思わせるこんなハックをどうぞ。
クアドロコプターが、Kinectを3Dレーダーとして使っています。障害物を認識してストップしていますが、認識できるということは、その気になれば破壊することもできてしまうのでは...とドキドキしてしまいます。
次々に登場するKinectハックによって、マイクロソフトでも意識していなかった可能性が開かれているのかもしれませんね。
[Razorfish via Engadget、Okreylos YouTube Channel、Vimeo、Chris O'Shea via Joystiq、Engadget]