この記事は読者からの寄稿記事です。寄稿についてはこちらをご覧下さい。
3Dの出力って難しく考えちゃいそうですよね。
「3Dモデルを出力したいけど、3Dプリンタは高いよ!」とか「出力サービスもあるけどなんだか依頼するほどでは...」なんて方は結構いるんじゃないですか? そんな時は3Dプリンタなんて使わなくてもいいんです!
上の写真にあるのは流木を3Dスキャンし、3DCG上でモデルに穴をあけ、再び物質化したものですが、3Dプリンタは使ってません。この出力方法は以下からどうぞ。
1.ペパクラデザイナーでポリゴンを平面に展開する
2.ポリゴンの線に沿ってカットする
3.ペーパークラフトの要領で組み立てる
4.パテで強化する
これだけなら紙はタダ同然だったのでパテ代の1000円くらいで出力できました。厳密に言えばペパクラデザイナーとカットするのに使ったクラフトロボは以前のプロジェクトで使ったのでその時にお金はかかったんですけどね。
動画で3Dプリンターの出力をするところまで撮影しました。
精度は保証できませんが、家具サイズのものを出力したり、繊維や樹脂など素材面で工夫したりといった拡張性がこの方法にはあります。まぁ、本当は3Dプリンタ欲しいんですけどね。そんなことより上の2つ流木を熱帯魚の水槽にいれたら魚はどっちを好きになるんでしょうね?
寄稿者のプロフィール:(東 純平 , twitter , HIGASHISM)名古屋市立大学, 都市環境デザイン学科3年。建築を勉強していますがもともとアクアリウムに興味があり、人間以外の生物や植物などに適した住環境を出力することを目指してます。過去に作ったものと今回の作品の細かい説明などはblogに掲載してます。