スペースシャトルには、スペースシャトル個体燃料補助ロケット(SRBs)がついています。シャトルが発射された時の推進力を担い、必要なくなったら切り離されるアレです。スペースシャトルにはSRBsが2機ついています。
スペースシャトル発射の日は、みんなシャトルばっかり注目をしてますが、その裏には切り離されたSRBsを回収する人もいます。動画はNASAが公開した、2011年2月24日、discovery発射時のSRBs回収の様子です。
十分な推進力が得られるとシャトルはSRBsを切り離し、切り離されたSRBsは大西洋に落ちます。控えめに言って、巨大な物体ですが水に浮くように設計されています。SBRsは2機なので、回収グループも2つ(Liberty StarとFreedom Star)あります。どこに落下したかを確認するとダイバーが潜って、器具をとりつけ回収します。回収したSRBsは保管され、再利用されるそうです。
SRBs回収の様子が公開されるのは初めてのことだそうですよ。こういうのが見れるようになるのって楽しいです。他にもたくさんあるだろう知らない仕事が、どんどん見れるようになるといいなぁ。
[NASA]
Jack Loftus(原文/mio)