「この夏は節電しなきゃダメだよなぁ。」と思いながらも「もし、去年みたいな猛暑だったら...夏場の日中をクーラーなしで乗り切るのかは困難かなぁ。」と、今年の夏は色々と悩ましく思っている人も少なくないんじゃないでしょうか。
一方で自宅で発電できれば、「少なくとも自分や家族が生活に使う分の電気位は賄えるかも知れないなぁ。」と思っても、屋根に敷くようなソーラー発電パネルは敷居が高くてなかなか手が出せないし、そもそも、うちはマンションだからソーラー発電パネルなんて置けないよ...という人もきっといますよね。
そんな人でも手軽に試すことができそうなソーラー発電システムが、国際産業技術から発売されました。商品名は、「ソラ電1号」だそうです。
ソーラー発電システムのDIYキット的なノリで、付属品は以下になるようです。・ソーラーパネル(50W)
結晶タイプ : 単結晶
最大出力 : 50W
動作電流 : 2.85A
動作電圧 : 17.6V
開放電圧 : 21.6V
短絡電流 : 2.98A
大きさ : 835mm x 54mm x 35mm
重量 : 5.5kg
枠材質 : アルミ
表面ガラス : 強化ガラス
動作温度 : マイナス40度〜プラス85度
・DC-ACインバーター(200W)
・ディープサイクルバッテリー(12V 90Ah)
・チャージコントローラー
・シガーソケット
・架台(キャスター付)
同社のFAQによると、以下のような特長を持つようです。
〇どのくらい発電するの?エアコンはダメでも、扇風機位ならいけそうな感じでしょうか。利用できる機器を限定して使う分にはいいかも知れないですね。夏の炎天下では40W以上発電します。通常の晴天時で平均15W程度です。
太陽に対して直角に向けるのが最も発電効率がよくなります。そのため、太陽の向きに合わせて本体を動かすとより多くの電気を発電できます。
〇どのくらい使えるの?バッテリの電力容量は、1080VAh(12V × 90Ah)が最大です。
変換効率を90%とした場合、180W程度の家電品なら約5時間、90W程度なら約10時間の電力を供給できます。
〇15Wでバッテリを充電すると、72時間かかる。実用的ではないのでは?太陽光パネルが50Wに対して90Ahという巨大なバッテリーとの組み合わせで、考え方によってはアンバランスな商品に見えますが、太陽が照っている間はとにかく貯め込むことを主眼にしています。太陽光で発電ができるのに、バッテリーの方が満タンで充電しきれない...というようなことがないようにしています。
〇利用できる機器は?通常は20~50Wぐらいの機器を連続で動かすのに適しています。LED電球、20インチクラスの液晶TV、オーディオ製品、ノートパソコン等を使用するのに最適です。
40~80Wの製品を連続使用したい場合は、ソラ電増設パネルを増設してください。例えば、200Wを連続使用したい場合はパネル8枚位を並べる必要があります。
気になるお値段は、同社の直販サイト「otto」や、秋葉原にある同社の店舗「ネットワーク専門店」で、直販価格7万9800円だそうです。一通り揃ってこの価格なら安いんじゃないかなぁ。と思います。この夏はソーラー発電システムのDIY、始めてみませんかー。
実用的ソーラー発電システム「ソラ電 1号」を発売[国際産業技術]
ソラ電1号(ソーラーバッテリーキット50Wパネル)[ottoダイレクト]
(KENTA)