パワポのスライドって全部ワーストいけちゃいそうな気もしますが、これはプロジェクタ・メーカーの米InFocusが選んだ史上最悪なPowerPointスライドです。この矢印、このカラー。
うん、アグリーだ。
サタンの顔してます。ちょっと分かりづらいかもですが、こんな字が小さいんじゃ読めるとこないし、何を伝えようとしてるのか理解できるところもないですもんね。会議中に望遠鏡でも配ったんでしょうか...? 箱に囲ってるのは見えるけど、何の箱? 心理学の実験? という感じで。
いやあ、人間ムカデ(Human Centipede、あんまり検索しない方がいいよ)がppt.になったら、こんな感じなんでしょうかねえ。あらぬ方向に脳と才能がひん曲がったマッドなグラフィックデザイナーがこんな嫌がらせ生き甲斐にしてるとしか思えない...。
あ、でも、醜悪なパワポと言えば、もっとすごいのがあったんだ...。
CUSTOMER SERVICE FOCUS(顧客サービス第一)CHANGE AGENTS(変革の騎手)
MOTIVATED(モチベーションを持て)
ETHICAL(道義)
CHALLENGE THE STATUS QUO(現状打破)
格言が3Dになって踊る踊る~いやあ、最強です。一番上の作品は少なくとも遠目には芸術作品に見えないこともないですからね。でもこれは...言葉が並んでるだけ。それもアホなアホなバズワードが。これでもかってぐらい安っぽく醜悪なフォントで並んでて、タイポグラフィーの「涙の道」状態。だんだん見てたら現状打破したい気分なってきましたよ、このプレゼンがあったビル焼き払って。
PowerPointがダメなんでしょうか? やりようによってはこんなかわいくできるはずなんだけど...
Sam Biddle(原文/satomi)