地元紙サンノゼマーキュリーの初報によると新居は「本社移転先のサン・マイクロシステムズ本社跡から車で10分のパロアルト市内。5000平方フィート超。購入価格700万ドル(5.6億円)。5ベッドルーム、4バスルーム、塩水プールと音楽鑑賞用アルコーブあり」とのこと。
これだけ報じて住所は伏せたのですが、Real Estalker(なんちゅう名前!)が調べてみたら、なんかこの条件に合う家は1軒しかないんですね...orz...で、みんな早々と不動産屋のキャッシュ画像をクリックしまくって、「こんにゃろ~いい家じゃないか、く~」とウットリしてるんですよ。
パロアルト・オンラインによりますと、この物件はもともとパロアルトに最初期に住んだサンフランシスコの著名な医師ウィリアム・A.・ニュウェル博士が1866年に建てたビクトリア調コテージでした。博士はパロアルト開市の翌年、死亡。その後15年、住む人もなく荒れ放題だった家を1906年、歯科医アレクサンダー・マキインタイア博士が購入し、古い資材を使って建て直します。1909年には州議会議員マーシャル・ブラック氏が買い取り、以来、増改築を繰り返してきました。
家は煉瓦の塀と木立ちに取り囲まれており、奥まっているのでプライバシーとセキュリティーも堅牢です。敷地の一角にはオーストラリアから初輸入したユーカリの木が今も茂ってる、という記録もありますよ。
ではさっそく、バレーで今一番ホットな究極のパーティー・パッドと早くも噂されるザッカーバーグ邸内部をご案内しましょう!
まずは世にも稀なる「塩水プール」なるものから見てみましょう。紛らわしいけど、これ、裏庭です。
ささ、お客さま、表に回ってください、こちらが正面入口ですよ~。
続いてグランドピアノの間。ひゃー...美し過ぎる...
浴室。最近の豪邸みたいにジェットバスとか全身ミストのシャワーがデデーンと入ってるわけじゃなくて古風な佇まいですが、床暖が入ってるんだそうな。シンクがふたつあるので彼女と同時に歯磨きペッする時も先を争わなくて済みそうですね。
BBQグリル完備の野外パビリオン。夜は焚き火もできます。おもてなし・瞑想に最適。
「東海岸風」(不動産屋)のサンルーム。西海岸とどこが違うんじゃい、って気もしますが、ハーバード出のマークと彼女プリシラ・チャンさんのアンテナにはビビビンときてしまったんでしょうねぇ。
家族用のカジュアルな食卓。子どもたちの皿にパンケーキを取り分ける陽気なマーク・パパの顔が目に浮かぶようですね...まだ結婚もしてないけど...。
玄関脇のポーチもゆったり。あの白い愛犬ポメラニアンとじゃれるんでしょうな。
フォーマルな食卓。これならオバマがきてもジョブズがきても恥ずかしくないですねー。
「ひゃー会社遅刻!」という時は台所の朝食バーでシリアル? 彼女をカウンターに座らせて料理の腕を奮うマーク...。これも一見古風ですが、「コンピュータのワークステーション完備」です。
こりゃまたオールドスクールなリビングルームでございますね...雨の日も焚き火が楽しめるね。
おお~見事な木! 樹齢何年かな? こういうところに歴史を感じますねー。
広い庭。若手エンジニアいくらでもパーティーに呼べそう!サンノゼマーキュリー紙によると「入居は数ヶ月先」とのことです。本社をバーンと構えて、ここにどっかり腰を落ち着け、目指せ来年のIPO! 羊水脱却に向けたCEOの心意気が感じられるお買い物ですね!