200を超える新機能が追加されるiOS 5は今年の秋頃リリース予定ですが、7月11日、開発者向けにiOS ベータ3が公開されました。
ようやくベータ3まで来ました。正式公開バージョンに段々近づいています。
(過去、iOS 3はベータ版を5つ公開、iOS 4 が4つ公開しています)
iOS 5 ベータ3について簡単におさらいしていきます!
新機能
iOS ベータ3では、全体的なスピードの改善、バグの修正、そして目新しい機能として、テキストメッセージの着信音がカスタマイズできるようになっています。
iPadのアシスティブタッチ機能もベータ3で解禁されました。
アシスティブタッチ機能とは、タッチスクリーン上から指先で操作できる、ジェスチャーベースのコントロールパネル。
「ホットコーナー」とというメニューで、所定の場所をタップしてメニューを引き出してiPadをコントロールできるようになるようですよ。
(そのスクリーンの画面は以下のギャラリーよりご覧いただけます)
さらにiOS 5では位置情報サービスの設定が分かりやすくなり、個々の位置情報サービスの設定方法が変わっています。
9to5macによると、アップルは新しいクラウドベースの地図サービスを構築しようとしているらしいです。(でもiOS 5には搭載されない可能性が高い)
バグ
新しいベータ版でもすでにいくつかバグが発見されています。
もしiOS 5 をメイン端末として使っていたとしたら、「連絡先」の箇所に不具合があったり、iMessegeは、ベータ1の端末とはやり取りができなかったり、(ベータ2の端末なら可能)着信音のカスタマイズ機能はまだバグがあったりなど、まだまだ要注意な箇所がいくつかあるようです。
その他マイナー機能のアップデート
いくつかのマイナーアップデートも最後に簡単にご紹介。
メールアプリケーション上から新しくメールボックスを作成することができるようになりました。
またSafariの設定からクッキーなどのデータをクリアできるように。
また「音楽」アプリから「ストア」ボタンが現れ、iTunesストアにそのまま行けるように。さらに「音楽」あぷりから動画ファイルの格納場所がわかるようになりました。
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iOS 5 はiPad、iPad 2、iPhone 4、iPod touch 3とiPod touch 4、そしてアップルTVで使うことができます。
さらに iTunes 10.5 beta 3, Xcode 4.2 Preview 3, and Xcode 4.1 GM も公開されています。
(以下はiOS ベータ3のスクリーンショットギャラリー)
[9to5mac, Cult of Mac, MacRumors, ItsAllTech]
Kyle Wagner(mayumine/米版)