iPhone、iPod touch、iPad持ってるみなさまは以下の手順に従ってアップデートすると今よりサックサクになりますよ。
今iCloudとiOS 5のアップデートが集中してるので、途中でサーバーエラー3200が出たり、ダウンロードが長くかかり過ぎて諦めちゃった人もいるかもですけど、すぐ平常に戻りますよ。慌てない、慌てない。
まずはMacやPCをアップデート
iPhoneアップデートのその前に、いくつか準備のアップデートを...。
まずはiTunes、これは10.5にアップデートします。てか、これしないとiOS 5インストールできない!
Lionは10.7.2に、iPhotoは9.2にアップデートします。これしないとiCloudの機能が使えない!LionとiTunesのアップデートは「Software Update」でできるけど、iPhotoはMac App Store使わなきゃダメ。また、Windowsマシンの方はiCloud用コントロールパネルをダウンロードしなきゃダメです。
下にリンクまとめておきますね。あ、あと 言わずもがなですが...iOSアップデートのその前にちゃんと全部バックアップ取っておこうね!
iCloud control panel for Windows
いよいよiOS 5をアップデート
次にiOS 5のアップデートをダウンロードする番です。ダウンロードはここで手動でできるほか、iOS端末をiTunesに繋いで「Check for Update」をクリックしてもできます。このとき普通のアップデートを選ぶか、「Restore(復元)」でクリーンインストールを選ぶか、決めなきゃなりません。
「Check for Update」でiOS 5をマシンにダウンロードすると端末が再起動してインストールが始まります。アップデートのダウンロードにはちょいと時間がかかりますが、このインストールの方は大体15~20分ぐらいで終わるはず。何度か再起動して...これで次の手順に進む準備ができました。
「Restore(復元)」ボタンを押すと端末の中身はいったん全部消され、アップデートを入れた後、予めバックアップ取っておいた設定・アプリ・写真・楽曲が端末に同期されます。これは端末の調子悪かった人やクリーンインストールですっきりしたい心境の人には良い選択。こっちがお好みの人は「Restore」ボタンを押すだけで今書いたiOS 5のダウンロードができます。端末の中身は完全に消えちゃうので、端末に貯めこんでいたアプリや楽曲の数次第では1回目のシンクに何時間もかかる場合も。iOS 5は何がうれしいって端末をiTunesに繋いでる限りはシンクを中断することなく設定作業を普通に続けられるんですよね。
iCloud
iOS端末をアップデートしてるその間に、「System Preferences(システム環境設定)」に行って「iCloud」の環境設定をクリックし、無料アカウントの設定をやっておきましょう。アップルのクラウドサービスを初めて使う人はApple ID(iTunesやApp Storeで楽曲やアプリを買う時に使うIDです)を使ってサインインおよび新規アカウントのセットアップができます。アップルの新機能の中にはPhoto Stream、Find my Mac、iOS端末のクラウドバックアップ、友だちを探す(Find My Friend)など、iCloudが必要なものもありますよ。サインアップが済んだら、iCloudのsystem preference(システム環境設定)を使って活用したい機能を選んでくださいね。
MobileMeからの移行は数分でできます。iCloudに引っ越しても引っ越さなくても、どっちみちアップルはiDisk、iWebページ、オンラインギャラリーを潰す方針ですからね。幸いiDiskのアイテムは2012年6月30日まで引き出せるし、iCloudにアップデートしても上記のオンラインドライブには移行前と変わらずアクセスできるので、ここはアップデートした方がいいかも...無料だし。
iOS端末の設定手順
iPhoneのアップデートが終わると、設定アシスタントのウォークスルーが出てきます。 iPhoneはパソコンにつながなくても設定できるようになってますよ。セットアップでは最初に「Location Services(位置情報サービス)」の設定を行うかどうか聞いてきます。これは端末のGPSとWi-Fi接続ポイントの位置情報へのアクセスをアプリに許可するもの。選んだら次は、職場・自宅のWi-Fiネットワーク情報を端末に追加したりできますよ。
(復元じゃなく、iPhoneだけアップデートする方を選んだ人は次の2段落は飛ばしてOK)復元ボタンを選んでアップデートする前に、「全部削除しちゃった!」という人は、iPhoneやiPadやiPod touchを新たにセットアップするか、iCloudやiTunesに取っておいたバックアップから復元するか、ですよね? どっちにするか端末の方から訊ねてきます。 iOS 5にもうアップデートしちゃった人は再インストールになっちゃいますが、それ以外の人はiCloudにまだバックアップは保存してないはずなのでiTunesで「Choose Restore(復元を選ぶ)」をクリックしましょう。復元が始まらないようなら端末をiTunesに繋いでみましょう。
iTunesに行くと、iPhoneで最後に行ったバックアップの情報が出てきますので、そこで「continue restore(復元を続ける)」を選ぶと数分で端末が復元体勢になり、再起動します。iOS端末はゆくゆくiCloudから復元できるようになるんだろうな~。そうすれば旅先で端末の調子がおかしくなったら、そばにパソコンなくてもすぐ復元できるもんね。
現段階ではApple IDの情報を追加するように求めてきます。Apple IDはiTunes、App Store、iCloudのセットアップで使われる情報ですね。
さて大注目はこのiCloud。
アカウント作成済みの方は「Use iCloud」をタップするだけでOKですよ。iCloudの設定は端末上で変更できます。Settings--->iCloudという順に回ってみてくださいね。様々な機能の有効化も無効化もここでできますから、人に見られたくない写真がPhoto Streamにアップロードされ出したら何かと重宝しそうですね。
設定アシスタントの方から「Cloud Backup」を使うかどうか訊いてきますが、これはあと数日やらない方が。アカウント登録のトラフィックが一段落ついてからでも遅くないと思いますよ~。
バックアップが終わって、いくつかの質問に答えたら...ハイおしまい! これでiOS 5の新機能が全部エンジョイできる携帯になりましたよ。
ROBERTO BALDWIN(原文/satomi)