なにごとも適度に楽しみたいものですし。
Appleが提供する友達と自分の位置をリアルタイムで共有でるサービスFind My Friends。位置情報とは今まさにどこで何してるかわかるとっても個人的な情報。このサービスで楽しむには誰とどのようにどのくらい共有するか、そのちょうどいいバランスを見極めるのがキーになりそうです。
(まず初めに、サービス使用のためにはiCloudのアカウントが必要になります。)
なんで友達を探すの?今どこに誰がいるのか、それがわかれば楽しいし便利ですもの。アプリはとてもシンプル、一言で言うとGoogle Map上に友達の位置が点で表示されるだけ。実にわかりやすい。友達を探すをチェックすることで、いちいち「どこいんの?」とか聞かずとも友人の位置をチェックして気軽に落ち合うことができます。相手の位置が見えるということは、相手も自分の位えるということ置が見。ということは、自分の位置を知られるのが嫌な人は最初からこのアプリに手をだすのはやめておきましょう。
誰をフォローするべき?Facebookや他の位置情報サービスFoursquareとはちょっと違う友達申請。友達申請をだして相手が許可します、そしてここから位置情報を開示するリクエストを別途送るのです。友達申請と位置情報開示リクエストは別々、一緒ではありません。ここ注意ね。位置情報を知りたくない人(知られたくない人)にはそもそも友達申請すらしない方がいいでしょう。友達申請はしたけど位置情報開示リクエストはしないってなんだか半端な印象を与えてしまいます。友達だけどそこまで仲良くしたくはないって言ってるようなものですよね。
もし嫌い/苦手な人から申請がきたらどうしよう...。無視、これが1番。自分の位置情報をいつも共有する、これけっこうハードルが高いことです。なので誰でも許可せずに、苦手な人はもう最初から無視してしまいしょう。じゃないと、位置情報共有のおかげで苦手な人と今以上に接する機会が増えてしまうことになるかもしれませんもの。あ、嫌いな人を徹底的にさけるために位置情報を活用したいのであれば、もちろん申請すべきですけどね。いつも共有ってなんだか...。心配無用。いつも位置情報を共有する以外にも部分共有ができます。例えば、この人とは明日の午後5時まで位置共有というふうに時間でくぎって共有するオプションもあります。これなら出張中にチームと、家族旅行中に家族と、オフ会の待ち合わせ時に参加メンバーと、100%共有するのには抵抗があっても状況に合わせて使うことができますね。が、これも「君とは今日の5時まで以外はあんまり知られたくないの。5時までの友人で。」って暗に言っているともとれるので、できることなら友人間での時間共有は避けたいものです。ビジネスユーズにはいいね!
位置共有に疲れたら...。常に共有しなくていいのです、常に前線で戦わなくていいのです。疲れたら自分の姿を消してしまいましょう。設定で自分の位置を非表示に。自分の位置を非表示にしても相手の位置は見る事ができます。が、これもあまり多用するのはいかがなものでしょう。相手の位置ばっかり探って自分の位置を出さないってのもねぇ、なんだかねぇ。それは共有ではないですしねぇ。まぁそれはそれでそういう使い方をしたいんだって人の気持ちもわかりますけど。
ちなみに表示中は裏で常に位置を追いつづけます、ということはその分バッテリーも食うということです。そこも考える必要がありますね。位置情報共有はよりリアルな自分を共有するということ。他のSNSよりもほんの少し慎重になることをオススメいたします。
そうこ(Sam Biddle 米版)